くらし情報『複雑化する半導体設計の検証問題をいかに解決するか? - Mentorが設計エミュレーション用アプリケーションの提供を本格化』

2016年2月26日 12:05

複雑化する半導体設計の検証問題をいかに解決するか? - Mentorが設計エミュレーション用アプリケーションの提供を本格化

複雑化する半導体設計の検証問題をいかに解決するか? - Mentorが設計エミュレーション用アプリケーションの提供を本格化
Mentor Graphicsは2月25日(米国時間)、同社の半導体設計エミュレーションプラットフォーム「Veloce」のOS「Veloce OS3」のバージョンアップ、ならびに同プラットフォーム上での設計効率や検証効率の向上を実現するさまざまなアプリケーションを「Veloce Apps」の名称のもと、展開していくことを明らかにした。

Veloceを用いるエミュレーションの流れとしては、RTLデザインをVeloceのコンパイラを介してゲートレベル設計に落とし込み、自社開発のエミュレーション専用FPGA「Crystal 2」を16チップ搭載したエミュレーションボードを複数枚搭載したシステム「Veloce2」で実行させることで実現される。Veloce2は1セットで最大10ゲート、MHzクラスのハードウェアテストを実行可能で、ハードウェア検証のみならず、回路合成や出力される各種の波形などもすべて見ることができるので、ソフトウェアデバッグも可能といった特徴がある。

今回のアップデートにより、そのVeloce2に搭載されるOSが最新版「Veloce OS3.16.1」へと引き上げられることとなる。

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