くらし情報『新・OS X ハッキング! (156) 機能逆引きなら使える? 便利に使えるワンフレーズコマンド集(3)』

2016年3月4日 20:39

新・OS X ハッキング! (156) 機能逆引きなら使える? 便利に使えるワンフレーズコマンド集(3)

新・OS X ハッキング! (156) 機能逆引きなら使える? 便利に使えるワンフレーズコマンド集(3)
シェルやコマンドは繰り返し使うことで手に馴染む、まさに道具のような存在なのだが、不慣れな人には「こういう場面でこれを使う」というシチュエーションを示したほうが理解しやすいはず。前回、前々回に続いて「機能逆引き」の流儀に従い、OS Xに標準装備されているコマンドのみを頼りに知ってトクする使い方を紹介してみよう。

○特定範囲から数字をランダムに選ぶ

数字をランダムに選ぶ場面は、意外に多い。学校の同じクラスのなかから3人選ぶとか、職場のチームから2人選ぶといった場面で、急きょクジをつくった記憶を持つ人も多いはずだ。

これをOS Xで実行しようとすれば、jotコマンドを使うといい。クラスの出席番号、あるいはオフィスの席のように、番号と氏名の関係が周知の状態にあることが条件だが、「jot」コマンドだけで要求を満たしてくれる。

使い方はかんたん。たとえば、1から40の範囲からランダムに5つの数字を抽出するには、以下のとおりコマンドを実行する。
「-r」オプション直後の値は抽出件数を、「1 40」は範囲を指す(省略すると1~100)。10~20の範囲から2つの数字を選ぶのであれば「-r 2 10 20」

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