くらし情報『保険なう (4) 混合診療がついに解禁! 保険見直しの重要性もアップ - その理由とは?』

2016年3月7日 13:11

保険なう (4) 混合診療がついに解禁! 保険見直しの重要性もアップ - その理由とは?

無認可の抗がん剤のため保険適用外で費用は高額となりますが、どうされますか?」ともし医者から告げられたら、できることなら試したいと思いますよね。

しかし、現在では自由診療を行った場合、入院費用も含めた保険適用分が全て全額自己負担に。1ヶ月に100万円以上の医療費がかかってしまう場合もあります。

しかし、厚生労働省は2016年度から混合診療を解禁します。ここでキーワードになってくるのは「患者申出療養」というものです。

<患者申出療養とは?>
・混合診療を行った場合でも、保険診療分は3割負担のまま
(保険診療+自由診療=3割負担+自由診療分は自己負担)
・日本では無認可の治療も、患者の申し出により行えるようになる

これらが大きなポイントです。

患者から申し出があった場合、国が定めた専門家による審議を6週間以内に行い、安全性などの承認を経て治療が開始されます。また、先進医療と違って、すでに実績のある治療であれば、近くの医療機関でも治療を受けることができます。
※先進医療は受けられる病院が決められています。

○混合診療解禁にともない、保険商品は変わる?

このように、受けられる医療の変化によって、保険商品は変わるのでしょうか?

現在の医療保険の多くには、保険診療、そして先進医療にのみ適用されるという側面があります。

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