くらし情報『成長鈍化の半導体市場で生き残っていくために必要なこととは? - MaximのEVPが語った日本市場の重要性』

2016年3月10日 08:00

成長鈍化の半導体市場で生き残っていくために必要なこととは? - MaximのEVPが語った日本市場の重要性

氏)とのことで、製品寿命が長い市場であるため、一度採用されれば、それが積み重なっていくことで、強固な成長ベースを築けるという。

また、自動車関連におけるアナログ半導体そのものの搭載数の伸びも後押しになっているという。「2015年の時点で、アナログ半導体市場の規模としてはスマートフォン向けと同程度となり、2016年以降はスマートフォン市場異常の規模になっていくことが予測されている」という市場背景を追い風に、平均成長率以上の成長を目指すとする。その成長の鍵を握るのは電気自動車(EV)向けバッテリーマネジメントやヘッドライドなどの照明、そして電源系のパワーマネジメントだとのことで、こうした分野は日本市場においてもニーズが高まってきており、成長が期待できるとしている。

さらに、スマートフォンで得た体験を自動車の中でも実現してもらいたいというユーザーの期待も高まっている。具体的にはUSBポートからの給電であったり、高速シリアル通信を使ったインフォテイメントシステムやリアシートモニタとの連携などが挙げられるが、そうした部分も含めればハイエンドの自動車1台あたり100ドル以上の売り上げを確保できる計算になるという。

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