くらし情報『理研など、細胞内の分子混雑状態により色が変わる蛍光タンパク質を開発』

2016年3月10日 10:51

理研など、細胞内の分子混雑状態により色が変わる蛍光タンパク質を開発

理研など、細胞内の分子混雑状態により色が変わる蛍光タンパク質を開発
理化学研究所(理研)、大阪大学、北海道大学は3月9日、細胞内にタンパク質が詰め込まれた分子混雑状態により色が変わる蛍光タンパク質「GimRET」の開発に成功したと発表した。

同成果は、理研 生命システム研究センター先端バイオイメージング研究チームの大学院生リサーチ・アソシエイト 森川高光氏 (研究当時は大阪大学大学院生命機能研究科)、渡邉朋信 チームリーダー、大阪大学大学院理学研究科 今田勝巳 教授、同産業科学研究所 永井健治 教授、北海道大学大学院 先端生命科学研究院 金城政孝 教授らの研究グループによるもので、3月9日付けの英国科学誌「Scientific Reports」に掲載された。

近年、試験管中と細胞中ではタンパク質の折り畳まれ方が異なることが発見されており、また分子混雑がタンパク質の機能にも影響を与える可能性が示唆されている。分子混雑を評価する指標としては、これまで流動性(分子の動き)が使われてきたが、混雑状態と流動性は必ずしも一致せず、その両面から評価する必要があった。

同研究グループは、分子混雑が溶液の疎水性と直接関与していることに注目し、溶液全体の疎水性は、分子混雑のうち最も大きなファクターであるタンパク質濃度と見なせると考えた。

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