『仮面ライダークウガ』は6時間語ってもまだ足りない、ドキュメンタリー「検証」上映会でキャスト&スタッフ陣が証言
とはにかんだ。
未確認生命体第39号ことグロンギ族のゴ・ガメゴ・レ役の酒井一圭は、作品中で印象的だった「グロンギ語」で観客にあいさつして喝采を浴びたあと、「製作スタッフの尋常じゃない熱量を感じた」と『検証』の感想を興奮気味に語った。途中、高寺の進行があまりにもフリーダムすぎるため、酒井がマイクを奪って急遽司会進行を買って出るという、頼もしいひと幕も見られた。
合同捜査本部の婦警で、グロンギ出現の報を知らせる笹山望見役・たなかえりは「15年も前の作品について語っているとは思えない。そのくらいみんなの心に熱いものが残っている」と、『検証』でのスタッフ証言の熱気を振り返った。『クウガ』当時の思い出を尋ねられると「当時、桜井刑事(米山信之)と恋仲になるって話もあったんですけど、メインのストーリーと関係ないのでなくなったって聞きました」と、裏話を明かしていた。
優しい保育士で、雄介の妹・みのりを演じた千崎若菜は、「お兄ちゃん(オダギリジョー)は番組が終わっても、ずっと私を妹のようにかわいがってくださって、私が悩んだ時はいつも話を聞いてくれて……、たぶん私の過去で知らないことがないと思います」