2022年12月10日 13:20
【『アトムの童(こ)』第8話感想・考察】最終回予想!闇堕ちした松下洸平の演技が素晴らしい
ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。
2022年10月スタートのテレビドラマ『アトムの童(こ)』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。
闇堕ちした松下洸平の演技が素晴らしい
ゲーム作りに励む二人の青年を応援し続けた日曜日。それもとうとう終わりを迎えようとしている。
衝撃だったのは、最終回目前にして絶対なる友情を築いていたはずの二人が決裂してしまったことだ。
シアトルに行くはずだった隼人(松下洸平)は、敵にまわってしまった。
青春を共にした仲間と戦うことになる…。
どこかで見たことのあるシナリオなのに、私たちが不安になるのは敵の元についてしまった隼人の表情のせいだろう。
冒頭から興津に放った「SAGASを潰します」という言葉と、その目は本気そのものだった。
隼人を演じるのは今、ドラマで引っ張りだこの松下洸平。
エリートなキャラクターも、子供のような笑顔で可愛らしいキャラクターも演じて見せていた彼が、また本領を発揮した瞬間である。
その瞳に光はなく、完全に敵にまわった『闇堕ち』の表情であり、松下洸平という俳優のさらなる可能性を感じた。