くらし情報『2015年の映画業界、二極化が進む!? 邦画の興収1位は『妖怪ウォッチ』に』

2016年3月14日 13:00

2015年の映画業界、二極化が進む!? 邦画の興収1位は『妖怪ウォッチ』に

これにより、大ヒットする映画と、そうでない映画の差が開いてしまっているという。

邦画1位となったのは、『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』(東宝)、さらに『バケモノの子』『HERO』『名探偵コナン 業火の向日葵』『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『映画「ビリギャル」』『映画「暗殺教室」』と、東宝作品が続いていく。上位10作品の中で、東宝以外の作品となったのは、9位『ラブライブ! The School Idol Movie』(松竹)のみだった。

この勢いにより、東宝は歴代4位の好成績を記録している。アニメ作品、人気TVシリーズの映画化、ベストセラーコミックの実写化など、ファミリー層や若者をメインターゲットにする同社の路線が大きく成功した。また、ギャガとの共同配給作品である『海街diary』(是枝裕和監督)は第68回カンヌ国際映画祭コンペディション部門に出品され、日本アカデミー賞作品賞を受賞するなど、収入と評価両方に優れた結果を残した年だった。創業120周年をむかえた松竹は自社製作に力を入れたが、年間興収は前年対比83,4%と厳しい結果に。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.