2016年3月16日 07:00
節約のチャンス! アパート契約更新時に知っておきたいこと
とお願いしても意味がありません。まず、今住んでいる近郊の賃貸住宅の相場を調べましょう。例えば、同じマンションに同条件の空き部屋があって、その部屋が今自分が支払っている家賃よりも安い値段になっていた場合、同額まで家賃を下げてもらうことができるかもしれません。もし空き部屋がない場合でも、現在の家賃が相場よりも高いという根拠を見つけられれば、家賃交渉の成功率も上がってくるでしょう。
○「法定更新」で家賃交渉継続を
更新の時期になり、管理会社から更新契約書が送られてきたら、先述した近郊賃貸住宅の賃料情報と共に家賃交渉依頼を書面にして返送しましょう。この時、交渉が成立しなかった場合は引っ越しをするなどの具体的行動を示すことも大切です。家賃交渉の書面を送ったら、管理会社(もしくは大家)からの返事を待ちます。
要望通り値下げに応じてくれるとは限りませんが、値下げを断られたり、返事がなかったりした時、納得できなければ更新契約書にサインをする必要はありません。
これは、貸す方、借りる方、両者の合意がないまま更新期限を過ぎた場合、今までの契約内容のまま自動更新される「法定更新」という制度があるためです。