EMC、ハイパーコンバージドインフラの「VCE VxRail Appliance」を提供開始
ストレージを効率化するイレージャーコーディングやフラッシュベースの製品では重複排除を提供し、データ圧縮、QoS、レプリケーション、仮想マシンを移動させるためのvMotionにも対応している。また、Sowftware-Definedな形でデータを管理しているため、環境の拡充はクラスターにアプライアンスを1台追加すると自動的に設定し、vMotionにより仮想マシンが新しいアプライアンスに移行される。その後、古いデバイスを取り除きたい場合はサービスを停止することなく取り除くことができる」と同氏は新製品のメリットを訴えた。
また、新製品の用途としてシュナーソン氏は「VDIが典型的な例であり、あらゆるVDIのシナリオに対応するだけでなく、最初は小さな規模からスタートし、デスクトップを追加していくことも可能だ。さらに、クラウドとの連携技術も提供しており、ハイパーコンバージドアプライアンスで収まらないファイルを扱う場合はゲートウェイを通じてVirtustreamなどのクラウド上にデータを保存し、同じファイルをアプライアンス側でもキャッシングすることができる。また、拠点が分散している場合でもVMwareの標準技術をエッジ環境でも利用することが可能なほか、15分で本番稼動に移行する仮想マシンのクラスタ環境を自動的にコンフィグレーションすることができる」