俳優の横浜流星が主演を務める、2025年に放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の新キャストとして西村まさ彦の出演が発表された。放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦屋”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦屋は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。西村まさ彦が演じる西村屋与八は、宝暦の頃(1750年代)から錦絵を手掛け、鈴木春信などの有名な絵師ともつながりを持ち、一代で江戸を代表する地本問屋となる。蔦屋重三郎(横浜流星)と、現代の「ファッションカタログ」の先駆けとなる吉原の遊女をモデルに呉服屋とタイアップした錦絵のシリーズ「雛形若菜の初模様」を共に手掛けることになる。その後、鳥居清長らの「美人画」を数多く手がけ、二代目も含めて蔦重のライバルとして江戸の出版界を共に牽引していくことになる。<コメント>西村屋与八は、賢く抜け目がない人物でありながら、彼独自の倫理観と正義感を持っています。時には狡猾さをもって物事を運んでいく手腕も、この役の魅力的な要素です。この役で私が特に表現したいのは、彼の内面の葛藤と、外界に対する彼の影響力の繊細なバランスをどのように表現するかが、演技の中で一つの挑戦となります。この作品において、蔦屋重三郎役を演じる横浜流星さんをはじめ、すべての共演者との仕事が非常に楽しみです。キャストの皆様も各々が個性的で才能あふれる演者たちばかりです。それぞれの役者が持ち込む独自の解釈と演技スタイルが、「べらぼう」の世界において、お互いを刺激し合いながら、視聴者にとって忘れがたい作品にすることに全力を尽くしたいと考えています。(『眩~北斎の娘』で西村屋与八を演じていたことについて)もう一度きちんとこの役と向き合えということなのだと思います。身が引き締まる思いです。
2024年04月30日前千葉県知事で俳優の森田健作(74)のパーソナリティー番組で、タレントの西村知美(53)がアシスタントを務めるニッポン放送『青春の勲章はくじけない心』のスペシャルが、5月3日16時から1時間、放送されることが決定。ゲストに歌手で俳優の酒井法子(53)と杉浦幸(55)が出演する。西村と酒井、杉浦は、80~90年に学研から発刊されていたアイドル雑誌『MOMOCO』の企画で、アイドルの登竜門と言われた「モモコクラブ」の出身。3人が番組で顔を合わせるのは今回が初となる。「モモコクラブ」の会員には「桃組出席番号」があった。今回3人の中で、西村が一番先輩で922番。続いて杉浦が1173番で、酒井が1482番だった。当時の編集担当者によると「モモコクラブ」には「3000人ぐらいの会員がいた」そうで、その顔ぶれの中には飯島直子(219番)や鈴木保奈美(528番)、田中美奈子(1312番)、(将棋棋士の)羽生善治七段と結婚した畠田理恵(1404番)などもいた。西村は「もしかしたら、今、活躍されている人の中には、もしかしたら名前を出されたら迷惑だって言う人もいるかもしれませんね」などと苦笑していた。その一方で「私の場合はモモコクラブ繋がりで幸ちゃんとは仲が良くなった」(西村)そうで、当時は西村と杉浦、そして島田奈美(現在は島田奈央子)で「桃組3人娘」と呼ばれてていたと言う。「プライベートでも、よく会っていました。買い物に行ったり、お互いの家を泊まり歩いたこともあった」(杉浦)と振り返っていた。ところが、デビュー以来、西村と杉浦が「仕事では1回も一緒になったことがなかった」と明かした。すると酒井が「じゃ、知美ちゃんと幸ちゃんがお仕事で共演するのは、今回が初めてなの?」と驚いた表情で聞くと、西村が「実はそうなんです」と振り返った。酒井は「私は知美ちゃんはもちろんだけど、幸ちゃんとも一緒になったことがあったんですけどね」と言うと、西村は「いつも何でだろうねって言っていたんです。プライベートでは仲良かったから“共演NG”ではなかったのですが、おそらく事務所の事情というか、私たちには分からない“大人に事情”があったのかもしれないですね」と苦笑していた。話題はファンからのプレゼントに広がり、杉浦が「好きなアクセサリーを買って下さいと、20万円が送られてきた」ことを明かした。また、酒井は「婚姻届と指輪が送られてきたことがあった」とし、西村も「部屋の鍵が送られてきた時は驚いた」と振り返った。森田は「80年から90年代はテレビ番組も活気があった」と話し、「活躍の場が多かったから、みんな個性を引き出すことが出来たから、ドラマも面白かった。時代が変わっても大切なことは残っていって欲しい」と語っていた。番組の後半には俳優でシンガーソングライターとしても活躍する京本政樹が加わり、当時のアイドルには欠かすことのできなかった「親衛隊」についても言及。「キャンペーンなどでは守ってもらってもらった」(西村)ことや、ドラマ出演では数々の話題作を制作してきた「大映テレビ」についての話で盛り上がった。
2024年04月30日熊川哲也 K-BALLET TOKYO 今秋の公演Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024(主催:株式会社TBSテレビ)の演目が、新作『マーメイド』に決定いたしましたのでお知らせいたします。古典改訂からオリジナルまで数々のグランド・バレエを立て続けに世に送り出してきた熊川哲也の次なる新作は、アンデルセンの童話「人魚姫」を題材にした『マーメイド』。数ある熊川作品の中でも、とりわけ幅広い世代に根強い人気を誇る『くるみ割り人形』や『シンデレラ』、そして昨年大きな話題を呼んだ新制作『眠れる森の美女』などがすでに証明しているとおり、ファンタジー作品においても熊川の卓越した手腕は比類ない。誰もが知る物語を新鮮に輝かせるストーリー展開の巧みさ、非凡なる発想で生み出す劇場空間ならではの魔法のような瞬間の数々が彩る舞台は、ファンタジーの世界を“今ここにある真実”だと、子どもはもちろん大人の我々にまで信じさせてくれる。熊川の手によって、時代を越えて愛される名作童話がバレエへと昇華し我々をよりリアルな感動に導いてくれるのだ。圧巻のスケールで描き出す神秘あふれる海底の世界、人間界に憧れを抱いた人魚姫がたどる一途で切ない恋の顛末――。物語のキーパーソンになるという原作にはないシャーク役など、本作オリジナルの設定にも期待が高まる。大人の心をも揺さぶる熊川のファンタジー世界がここに。Kバレエ25周年に贈る珠玉の名作、この秋、世界初演!(C)Yumiko Inoue★6月2日(日)チケット販売開始!(東京公演のみ)■スタッフクレジット芸術監督 :熊川哲也演出・振付・台本・音楽構成:熊川哲也原作 :ハンス・クリスチャン・アンデルセン音楽 :アレクサンドル・グラズノフ編曲 :横山和也舞台美術デザイン :二村周作衣裳デザイン :アンゲリーナ・アトラギッチ照明デザイン :足立 恒管弦楽 :シアター オーケストラ トウキョウ■世界の一流デザイナー陣とのタッグ■衣裳デザイン:アンゲリーナ・アトラギッチアンゲリーナ・アトラギッチ舞台美術デザイン:二村周作二村周作衣裳デザインを手掛けるのは、昨年の熊川版『眠れる森の美女』での芸術性溢れるデザインが記憶に新しいアンゲリーナ・アトラギッチ。ボリショイ劇場やミハイロフスキー・バレエをはじめとする世界の名だたる劇場で演劇やオペラに携わる彼女の持ち味は、色のグラデーションや何層にも重ねたレース使い。豪華さと繊細さ、古典と現代的センスが融合するデザインは、まさに人魚の世界を表現するに、理想的であるのは間違いない。舞台美術は二村周作氏が手がけることも話題。二村氏は、英国Central Saint Martins College of Art and Design校MA Scenography科を修了ののち、日本を代表する演劇、オペラ、ミュージカル、ダンスなどの作品に携わっている舞台美術家。近作に『インヘリタンス』、Musical『Beetle Juice』、Musical『エリザベート』、オペラ『トゥーランドット』など、数々の演劇、ミュージカルの美術を担当し、第38回伊藤熹朔賞、第14回及び第22回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、第48回紀伊國屋演劇賞個人賞、伊藤熹朔賞などを受賞している。これまでKバレエ関係では、Kバレエユース『トム・ソーヤの冒険』「Bunkamura25周年ガラ」などで舞台美術を担当しているが、Kバレエの本公演を手掛けるのは初となる。熊川は二村の繊細な色彩と感性を大いに気に入り、いつか必ず一緒に全幕を作りたいと思っていたという。屈指のデザイナー陣と熊川が生み出す舞台芸術の魅惑の世界を、どうぞお見逃しなく!熊川哲也 (C)Makoto Nakamori飯島望未小林美奈岩井優花山本雅也堀内將平栗山 廉日高世菜成田紗弥長尾美音石橋奨也杉野 慧田中大智*日高の高ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024『マーメイド』<東京公演>2024年9月8日(日) 東京文化会館 大ホール/9月21日(土)~10月6日(日) Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席 17,000円/A席 13,000円/B席 9,000円/C席 7,000円/D席 5,000円(東京文化会館のみ)Kプラチナシート 21,000円/A親子席 17,000円/学生券 4,000円※Kプラチナシート…Kバレエカンパニー設立25周年を記念し、主要ダンサーより直筆サイン入りフォトカードを手渡しでプレゼント!(東京文化会館 大ホール:1階席1・20列、2階席1列。/Bunkamuraオーチャードホール:1階席は販売座席の最前1・2列目と20列、2階席はL/R2・3列。)※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下) /A席エリア※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて、一般発売日(6月2日(日))より取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 主催 :TBS特別協賛 :大和ハウス工業株式会社協賛 :株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン:ANA協力 :Bunkamura制作 :K-BALLET/TBS<地方公演>名古屋公演:9月10日(火)愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演 :9月13日(金)フェスティバルホール札幌公演 :9月18日(水)札幌文化芸術劇場 hitaru公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月18日実業家のひろゆきこと西村博之氏の妻である西村ゆかさんが、9日放送の日本テレビ系『踊る!さんま御殿!!3時間SP』に出演し、ひろゆきの意外な私生活を暴露した。ゆかさんは「(ひろゆきが)自分で掃除とかを絶対にしないで、汚すだけ汚して『空気が悪い』って私に怒ってくる」と不満を吐露。「(ひろゆきは)ティッシュもゴミ箱に捨てられない」そうで、YoouTubeをしている際に「しゃべりながら鼻をかんだティッシュが床にいっぱい散らかっていて、終わった後に私が全部片付けてる」と明かした。ゆかさんがなぜ捨てないのか問うと、ひろゆきは「また使うかもしれない」と驚きの回答をしたといい、明石家さんまら共演者からは悲鳴が上がった。また、ゆかさんは「彼は物を置きたくないって言ってるけど、言ってることと行動が別」と指摘。居間には威圧感のある物がたくさんあると言い「マリオカートみたいな、ゲームセンターにあるような(大きな機械を)買っちゃったんです。でも自分のYouTubeでミニマリストっぽい発言をしててすごい怖いなと思った」と、意外な姿を次々と暴露した。そのことをひろゆきに指摘しても論破せず自室に逃げてしまうそうで、「一人になった空間で『いっぱい物とか置くやつとかバカだと思うんですよね』とか言ってるんですよ」と明かし、スタジオは爆笑に包まれた。
2024年04月10日フジテレビ系『B.C.ビューティー・コロシアム』で“美のプロフェッショナル”として出演した美容師の坂巻哲也さんが、3月29日に死去した。7日に坂巻さんが代表を務める美容院『apish』の公式サイトで訃報が伝えられた。サイトでは「弊社代表取締役社長坂巻哲也がかねてより病気療養中でございましたが去る3月29日スタッフに見守られながら安らかに永眠いたしました」と報告。「生前のご厚誼に感謝申し上げますとともに謹んでご通知申し上げます」と記した。続けて「坂巻は生前もう一度現場に戻ってお客様を担当させていただきたいと強く思っておりその思いを最後まで諦める事なく精一杯生き抜きました」と伝え「今後は坂巻の意思技術を継承したスタッフがapishを守って参りますので変わらずのご愛顧を宜しくお願い申し上げます」とコメントした。最後は「誠に大変恐縮ではございますがこの件につきましてお電話などでのお問い合わせはご遠慮くださいますようお願い申し上げます」と伝えている。坂巻さんは、1998年に『apish』設立。以降、次々に新店舗を展開。サロンワークのほか、独自の技術理論を用いて、全国各地でのセミナー、ヘアショー、テレビ、CM出演など幅広く活躍した。■コメント全文「敬愛するお客様および関係者の皆様へ」弊社代表坂巻 哲也に関するご報告弊社代表取締役社長坂巻 哲也がかねてより病気療養中でございましたが去る3月29日スタッフに見守られながら安らかに永眠いたしました生前のご厚誼に感謝申し上げますとともに謹んでご通知申し上げます坂巻は生前もう一度現場に戻ってお客様を担当させていただきたいと強く思っておりその思いを最後まで諦める事なく精一杯生き抜きました今後は坂巻の意思技術を継承したスタッフがapishを守って参りますので変わらずのご愛顧を宜しくお願い申し上げます誠に大変恐縮ではございますがこの件につきましてお電話などでのお問い合わせはご遠慮くださいますようお願い申し上げます株式会社アピッシュ
2024年04月08日株式会社K-BALLET(本社:東京都文京区、代表取締役:熊川 哲也)が運営するバレエ教室「K-BALLET SCHOOL」(Kバレエ スクール)は、既存の恵比寿校・吉祥寺校・横浜校・大宮校の4校に加え、2024年4月1日より新たに後楽園校を開校します。K-BALLET SCHOOL: K-BALLET SCHOOL 後楽園Kバレエ スクールは、プロフェッショナルバレエ団であるKバレエ トウキョウ(旧:Kバレエ カンパニー)の付属校として2003年に創立され、20年以上にわたり充実したバレエ環境における現役ダンサーを含む質の高い教師による指導をかかげ、未就学期から青年期までの次世代を担う子供たちから、大人の方々まで、延べ1万人以上にバレエ教育を提供してまいりました。さらに、2023年には英国ロイヤル・バレエ団でソリストとして数多くの主要な役を務めたのち、10年にわたり日本人で初めて英国ロイヤル・バレエ学校の専任教師を務めた蔵 健太が新たに校長に就任し、国内にいながら世界トップクラスの指導クオリティを提供するKバレエ スクールの教育をますます進化させております。このたび、より多くの方に、一生の宝となる豊かな心と健康な身体を培うことのできるバレエという芸術に触れていただくべく、文京区 後楽園駅・春日駅からすぐの地に、子供から大人まで広く門戸をひらく新たなスタジオをオープンすることが決定いたしました。文京区はKバレエ トウキョウ/Kバレエ アカデミーの本拠地があるKバレエグループにとって特別な地です。スタジオを率いる主任教師にはKバレエ トウキョウのプリンシパル/副芸術監督の浅川 紫織が就任いたします。浅川はダンサーとしてまさにこの地で毎日稽古に励み、日本を代表するプリンシパルとして数々の主役を務め、プロのダンサーから初心者まで多岐にわたる指導キャリアがございます。子供から大人まで、バレエ経験がある方もない方もどなたでも「楽しく・正しく・美しく」学べるクラスをご用意している後楽園校は、お買い物の後やお仕事帰りにも通いやすいアクセスしやすい立地です。3月より体験クラスを実施するほか、見学等も随時受付いたします。【バレエの習得度を“見える化”するグレード制度を新スタート】バレエの習得度を“見える化”するバレエグレードを新たに構築し、4月よりKバレエ スクール全校で導入いたします!ピアノやスイミングなどでも“級”が存在しますが、段階的に課題が設けられたグレードに挑戦することは、客観的に自分の力量を知ること、その能力を伸ばすためにはどのような学習を行ったらよいかを確認する指針になり、次の明確な目標となります。Kバレエ スクールでは、子供向けの“Japan Ballet Grade”と大人向けの“TKG for Hobby”、身体条件や異なる目的を加味した2つのグレードを制定し、子供も大人も“確実に身になるバレエ”をご提供いたします!特に、目標が定めにくいとのお声を聞く大人の方には、グレードAを獲得した方にはKバレエ トウキョウの舞台にエキストラとして出演できるというスペシャル特典もご用意しました。Kバレエ スクールで、楽しく確実な成長を手に入れてください。【株式会社K-BALLET 代表取締役 熊川 哲也ご挨拶】英国ロイヤル・バレエを離れ、日本に拠点を移すと決めたのは1998年。カンパニーの本拠地となるスタジオを手に入れることは私にとって、必要不可欠かつ大事な出来事でした。そんな日本でのキャリアの本拠地を、文人の旧跡が至る所に残り、歴史と文化に彩られた文京区に決め、スタジオを構えて25年、鍛錬の場、創作の場、そして後進を育てる場所として、この地でかけがえのない時間を過ごしてまいりました。そんな縁あるこの地域に、新たなスタジオをオープンできることを心から嬉しく思っております。Kバレエの教育事業は、プロのダンサーにも対応する環境と、一流の教師陣による質の高いバレエ環境を整えながらも、プロを目指すことだけをバレエ教育の目的とはしていません。子供たちは潜在的に秘めている芸術的センスを見出し伸ばせるように、そして社会的にさまざまな役割を持つ大人の方にとっては、非日常の豊かさに身をおき、美しく歳を重ねられるお手伝いができるように、学業や生活とのバランスを考慮したサポート体制をご用意しております。心が踊らなければ、身体は踊りません。Kバレエという芸術を通して感動し、喜怒哀楽をバランス良く、健康的に表現できる豊かな感性を育むことで、皆様の人生がより素敵に輝いていく。後楽園校では、文教地区として名高い文京区にふさわしい実りある時間を提供することをお約束いたします。熊川 哲也<熊川 哲也(くまかわ てつや)>K-BALLET TOKYO 芸術監督/K-BALLET SCHOOL主宰北海道生まれ。1987年、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。89年、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞。同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団。91年には同団史上最年少でソリストに、93年にプリンシパルに昇格。主要なレパートリーで数々の名演を残し、名実共に世界的ダンサーとしての評価を確立する。98年、英国ロイヤル・バレエ団を退団。翌99年、Kバレエ カンパニーを設立。以来、芸術監督/プリンシパルダンサーとして団を率いるほか、演出・振付家としても才を発揮し、全幕古典作品の演出・再振付や、台本から手がけた完全オリジナル全幕作品などの新作を数多く上演している。また、後進の育成機関として2003年にKバレエ スクールを創設するなど、総合芸術としてのバレエを多角的にサポートする組織を運営。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2013年、紫綬褒章受章。7月、バレエ芸術文化の振興を目的とした一般財団法人熊川財団を創立。【後楽園校主任教師 浅川 紫織ご挨拶】私自身、20年近く通い続けているこの地域に大きな愛着と沢山の思い出があり、これから新たに訪れる沢山の出会いを想像すると心が躍ります。Kバレエ スクール各校での経験はもちろんのこと、Kバレエ トウキョウでプロダンサーの指導にも携わっている経験を活かし、これからも学び成長しながら生徒の皆様と触れ合う時間を充実させたいと思っております。まずは新しく美しいスタジオに気軽な気持ちで一度足を運んでいただけると嬉しいです。皆様とお会いできることを楽しみにしています。浅川 紫織<浅川 紫織(あさかわ しおり)>K-BALLET TOKYO副芸術監督/K-BALLET SCHOOL 後楽園校 主任教師長野県生まれ。4歳よりバレエを始める。2001年ローザンヌ国際バレエコンクール セミファイナリスト。同年イングリッシュ・ナショナル・バレエスクールに留学。03年4月Kバレエ カンパニーに入団。14年1月プリンシパルに昇格し、熊川版古典全幕作品のほぼすべてで主演を務めている。Kバレエ トウキョウではバレエ・ミストレス、舞踊監督補佐を経て、23年9月に副芸術監督に就任。Kバレエ スクール ティーチャーズ・トレーニングコース終了。2013年より同校にて教師を務め、2016年より大宮校主任、2019年から2023年まで本校主任教師を歴任。【Kバレエ スクール 後楽園】<開校日>2024年4月1日(月) グランドオープン<所在地>〒112-0002 東京都文京区小石川2-1-12 小石川トーセイビル3F東京メトロ丸の内線/南北線 後楽園駅 8番出口より徒歩2分都営地下鉄三田線/大江戸線 春日駅 A4出口より徒歩3分<プログラム>子供向け:3歳~21歳対象/年齢に応じたクラス分け/月謝制大人向け:15歳~制限なし/初心者から上級者までレベルに応じたクラス分け/チケット制<営業時間>月~土 10時~22時日・祝 10時~18時3月より、順次体験クラスを実施いたします。プレ登録フォーム → ※ご興味のある方はお客様情報をご登録ください。今後予定されている体験クラスや4月からのスケジュール、キャンペーン等のお得情報などを、詳細が決まり次第メールにてご案内いたします。エントランススタジオ大きく外へと開かれた窓からは、やわらかく心地よい光がスタジオ内にあふれ、広く解放感のあるスタジオが誕生しました。床は、既存のスタジオと同じく足に優しい構造はそのままに、Kバレエ スクールとしては初となるリノリウムを採用。内装は都会的な印象を与えるグレーとあたたかい木調を組み合わせた色調で、スタイリッシュな雰囲気に仕上げました。施設は大小2つのスタジオとロッカールームを備えています。<3月1日より春の入会キャンペーンを実施>大人向け:期間中にご入会いただいた方に5回チケットをプレゼント!子供向け:期間中にご入会いただくと入会金50%OFF!実施期間:2024年3月1日(金)10:00~5月31日(金)18:00●子供のためのバレエグレード Japan Ballet GradeKバレエ スクールが新たに制定するこのグレードは、バレエを学ぶ子供たちが、自分の力を確かめながら、楽しみながら豊かなバレエ学習に取り組むことを目指すものです。ピアノやスイミングなどでも“級”が存在しますが、このようなシステムは、客観的に自分の力量を知り、その能力を伸ばすためにはどのような学習を行ったらよいかを確認する指針、次の明確な目標となり、段階的な到達を促進し、よりスムーズな学習を助長すると考えます。また、それぞれのレベルで定められた目標に向かい努力し、それをクリアしたときの達成感は、「ひとつの物事をやりきる」という実感体験であり、人生を生き抜く力に繋がるものです。グレードの練習は普段のクラスレッスンの中から行えるカリキュラムを構成しています。Japan Ballet Grade●世界初大人のためのバレエグレード “TKG for Hobby”(Tetsuya Kumakawa Grade)大人のバレエを習う皆様の情熱に、より一層お応えできるサービスを検討し、世界初(※当社調べ)大人のためのバレエグレード“TKG for Hobby”(Tetsuya Kumakawa Grade)のスタートが決定いたしました。このグレードは、決して趣味で習っている皆様に対して“難しすぎる”ものや、“仕事や家庭と両立できないほど大変”なものではございません。さまざまな目的でバレエを習っている皆様が、各々のバレエ力を具体的に確認でき、日々の学習成果の確認と次のレベルへの励みにすることを目的としています。大人の方に特化したグレードですので、子供とは異なる身体能力や柔軟性を加味し、「無理のないちょっと背伸びした次の目標」を設定しています。そしてグレードAを獲得した方にはKバレエ トウキョウの舞台にエキストラとして出演できるという大特典もございます。(受講されるクラスの中で自然と練習ができるもの、お家でも隙間時間で練習ができる内容がメインになります。任意の制度ですので、もちろん受講しない生徒様はこれまで通りのクラスレッスンをご受講いただけます)Tetsuya Kumakawa Grade“TKG for Hobby”【すべての人へ感動の芸術体験を― K-BALLETの教育事業】<K-BALLET ACADEMY>プロを目指す生徒へ日本最高峰の教育機関K-BALLET ACADEMY<K-BALLET SCHOOL>子供から大人まで、バレエを学ぶすべての人に最高の環境をK-BALLET SCHOOL<TEDDY'S BALLET>楽しいが学びになる気軽に始められるバレエ体験TEDDY'S BALLET 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月22日葉加瀬太郎、西村由紀江、柏木広樹によるNH&K TRIOの ファーストアルバム『Adagio』の楽譜集。株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役:堤 聡)は、新刊「ピアノトリオ葉加瀬太郎・西村由紀江・柏木広樹 NH&K TRIO Adagio Vol.1」、「ピアノトリオ葉加瀬太郎・西村由紀江・柏木広樹 NH&K TRIO Adagio Vol.2」を、2024年3月27日に発売いたします。ピアノトリオ葉加瀬太郎・西村由紀江・柏木広樹 NH&K TRIO Adagio Vol.1/ピアノトリオ葉加瀬太郎・西村由紀江・柏木広樹 NH&K TRIO Adagio Vol.2「情熱大陸」「ひまわり」「エトピリカ」「手紙」「ビタミン」「羽根屋」「TODAY for TOMORROW」といった名曲を、ピアノトリオ編成でVol.1、Vol.2と2タイトルお届けします。バイオリン、ピアノ、チェロの織りなす極上のハーモニーをお楽しみください。●監修:葉加瀬太郎/西村由紀江/柏木広樹ピアノトリオ葉加瀬太郎・西村由紀江・柏木広樹 NH&K TRIO Adagio Vol.1【収載曲】エトピリカ/The Angel In The House/TODAY for TOMORROW/WITH ONE WISH/オルクドール~プラチナの風/ビタミン/瑞風~MIZUKAZE~-全7曲-【商品詳細】定価:3,000円(10%税込)仕様:菊倍判縦/48ページ+別冊パート譜2冊 各20ページ発売日:2024年3月27日ISBN:978-4-636-11373-0商品コード:GTW01101698 amazonにてご予約受付中! : ピアノトリオ葉加瀬太郎・西村由紀江・柏木広樹 NH&K TRIO Adagio Vol.2【収載曲】情熱大陸/ひまわり/Adagio~2023~/羽根屋/手紙/少女がみたもの/-全7曲-【商品詳細】定価:3,000円(10%税込)仕様:菊倍判縦/48ページ+別冊パート譜2冊 各20ページ発売日:2024年3月27日ISBN:978-4-636-11374-7商品コード:GTW01101699 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または各オンラインショップまで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月20日株式会社TBSテレビと株式会社K-BALLETは、2024年春、Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『カルミナ・ブラーナ』公演を開催する運びとなりました。ダンサー、管弦楽、合唱など総出演者が250名を超える、再演不可能といわれた幻の衝撃作が復活!――――熊川哲也、特別出演決定!『カルミナ・ブラーナ』(C)Hidemi Seto/Bunkamura2019年にBunkamura30周年記念として初演し、圧巻のスケールで観客に鮮烈なインパクトを与えた大作、それが熊川哲也演出・振付『カルミナ・ブラーナ』。「誰もが知るカール・オルフの大曲に、熊川は美しく優美なバレエの概念を超えた戦慄の物語を授けた」と、わずか2夜限りの上演でありながら大きな話題となった。2021年のコロナ禍には、人類とウイルスを彷彿させる悪の対比をより鮮明に浮かび上がらせ、ステージ界では類を見ない撮影規模で映像作品として発表。そして生の舞台での再演が待望されていたなか、来たる5月、ついに上演が実現!初演時にはなかった熊川の特別出演という千載一遇の機会となる今回、この世に闇を与える悪魔の子アドルフに挑むのは飯島望未。ダンサー、歌唱ソリスト、合唱団、児童合唱、オーケストラ…熊川のもとに250名が集結し、お贈りする最大規模の総合舞台芸術。あの衝撃の舞台が今また!2月10日(土)チケット販売開始!■芸術監督熊川哲也『カルミナ・ブラーナ』演出・振付・台本 :熊川哲也音楽 :カール・オルフ舞台美術・衣裳デザイン:ジャン=マルク・ピュイッソン照明デザイン :足立恒■シノプシス■人間の世に紛れ込んだ悪魔の子アドルフ。アドルフと接触すると、この世のすべてがその美質を失う。可憐に咲き誇る花々やさえずる鳥たち、世に光をもたらす太陽、女性の美を象徴するヴィーナス、純粋無垢な白鳥、敬虔な神父さえも。アドルフは人間社会に蔓延する悪の象徴として、また時には人の堕落と果てなき欲求の化身として、世に闇を与え、醜行を蔓延させる。立ち向かう人間の姿は、悪魔にも良心を芽生えさせるのか。そして使命を全うすべくアドルフを殺め、この世に均衡をもたらすのは、我々人類か、あるいは人知を超えた力なのか――。飯島望未(アドルフ)飯島望未山本雅也(太陽)山本雅也小林美奈(ヴィーナス)小林美奈堀内將平(ダビデ)堀内將平成田紗弥(白鳥)成田紗弥石橋奨也(神父)石橋奨也熊川哲也(特別出演)芸術監督 熊川哲也 (C)Makoto Nakamoriほか Kバレエ トウキョウ指揮 :井田勝大管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ■知らぬ者はいないオルフの代表作、『カルミナ・ブラーナ』とは19世紀にドイツのベネディクト修道会の修道院で発見された詩歌集である。13世紀初期に南ドイツで書き写されたものとされるその古文書は、中世ラテン語で書かれた詩集や中世ドイツ語の詩、そして風刺作品などで構成されており、「遍歴の神学生」が書いたとされるその内容には、開放的に自然を謳歌した彼らの思想が反映されている。この詩集に目をつけたのがミュンヘン出身の作曲家カール・オルフ(1895−1982)。 同名の大規模カンタータを作曲し、強烈なリズムと連続する和音、従来の方法に捕らわれない大胆な作曲術で圧倒的な評価を得、オルフの代表作となった。特に、“世界の支配者 運命の女神フォルトゥーナ”を歌う第1曲と最終曲にあたる「おぉ、運命の女神よ」は大変有名で、映画作品などでも頻繁に使用されている。現代においても、その昂揚感と緊迫感が多くの人を惹きつけてやまないのだ。■バレエで描く衝撃のエクソシスムがここに――!?熊川哲也も、この曲に魅了された1人。しかし、熊川が曲から受けた型破りで意外性に満ちたイメージは、これまでの誰とも似通っていないだろう。「全曲を聞き終わった瞬間に、バレエ作品として構築するためのアイディアが溢れ、たった1時間で全曲の構想をまとめてしまった」というその内容は、“女神フォルトゥーナの子は、悪魔であった”という衝撃的な展開からはじまる。人間の世にでた悪魔は、人間に闇を与え、悪行を操る。そして、その運命に立ち向かう人間たち…。熊川は、バレエではかつて描かれたことがないだろう衝撃のエクソシストの世界、そして時代を超えた壮大な人類への示唆に富む作品を生み出したのだ。■世界的演出家の寵愛をうけるデザイナーと熊川がタッグを組む!ジャン=マルク・ピュイッソン(C)Antonio Olmos衣裳・美術のデザインを手掛けるのはジャン=マルク・ピュイッソン。パリ・オペラ座バレエ学校を卒業し、シュツットガルト・バレエ団などで活躍するプロのダンサーであったが、デザイナーに転向すると瞬く間に頭角を現した。近年の代表作としてはロイヤル・オペラ・ハウスにおけるマクヴィカー演出『アイーダ』、ロイヤル・バレエ団で初演され、世界中のバレエ団で上演されるウィールドンの代表作『DGV』、同じくロイヤル・バレエ団で上演され08年および13年にローレンス・オリヴィエ賞 最優秀新作ダンス部門を受賞したバランシン振付『ジュエルズ』、ウィールドン振付『Aeternum』のデザインを手掛けた。【上演時間】約75分(休憩なし)【チケット料金(税込)】S席25,000円 A席17,000円 B席13,000円 C席9,000円 D席7,000円 学生券4,000円学生券:中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※本公演は未就学児入場不可です。【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、Bunkamura、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット※学生券はTBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【お問い合わせ】チケットスペースTEL: 03-3234-9999URL: 公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト: Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月09日株式会社TBSテレビと株式会社K-BALLETは、2024年最初にお贈りするDaiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『ジゼル』の新スポット映像を解禁いたしました。設立25周年を迎え、さらなる躍進を続ける熊川哲也率いるK-BALLET TOKYOが、7年ぶりに新たな顔ぶれで贈るロマンティック・バレエの最高傑作『ジゼル』が3月に開幕します。新ビジュアルスポット映像URL: 『ジゼル』 (C)Jin Kimoto本作は、古典改訂からオリジナル作品まで数多の名作を世に送り出している熊川哲也が最初に手掛けた全幕プロダクション。ダンサーとしてこの名作をこよなく愛し、「完成されたバレエ」として格別な敬意を抱いてきた熊川は、あくまでも伝統に忠実に寄り添いながらその揺るぎない世界に深く分け入り、卓越した演出技法によって演劇と舞踊が融合したドラマティックな世界を舞台に現出させる。この深淵なる愛の物語が、観客をまた新たな感動へといざないます。壮大な音楽とともにKバレエが贈る、哀しくも美しいロマンティック・バレエ『ジゼル』のスポット映像が解禁!■スタッフクレジット■芸術監督:熊川哲也熊川哲也 (C)Makoto Nakamori演出・再振付 :熊川哲也原振付 :マリウス・プティパ(ジャンコラーリ/ジュール・ペロー版による)音楽 :アドルフ・アダン舞台美術デザイン :鈴木俊朗舞台美術デザイン・アシスタント:佐藤みどり衣裳デザイン :ピーター・ファーマー照明デザイン :足立恒指揮 :井田勝大(3月16日(土),17日(日),20日(水・祝))/塚越恭平(3月23日(土),24日(日))管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ■ジュリアン・マッケイ■ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay米国生まれ。ボリショイ・バレエ・アカデミーで学び、ミハイロフスキー・バレエ、サンフランシスコ・バレエを経て、2022年よりバイエルン国立バレエのプリンシパル。容姿端麗にして世界が認める実力を備える彼は、イギリス、アメリカ、ロシア等の主要な劇場でゲスト出演するほか、モード界からも注目されるなど活躍は幅広い。2023年5月には、Kバレエの全幕初出演となった『蝶々夫人』のピンカートン役で絶賛を浴びた。■相関図■相関図■STORY■舞台は中世ドイツの農村。村娘のジゼルにはロイスという恋人がいる。実はロイスは貴族でその名をアルブレヒトというが、身分を隠して村人になりすましている。一方、ジゼルに思いを寄せる森番のヒラリオンは、ロイスの存在に疑念を抱き、ジゼルとの仲を裂こうと間に割って入る。葡萄収穫祭の女王に選ばれたジゼルは村人たちと踊りを楽しむ。だが、心臓の弱いジゼルを心配する母は、踊りをやめるように言い、結婚前に命を落とした乙女たちの精霊ウィリの伝説を語り聞かせる。そこに大公と娘のバチルドら狩りの一行がやって来る。バチルドは実はアルブレヒトの婚約者。恋人の嘘と裏切りを知ったジゼルは絶望のあまり錯乱し、ついには息絶える。哀しみに打ちひしがれるアルブレヒトは、ジゼルの墓のある森を訪れる。そして──。日高世菜浅川紫織飯島望未ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay堀内將平山本雅也※日高世菜の「高」ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『ジゼル』【日/会場】2024年3月16日(土)、17日(日)、20日(水・祝)、23日(土)、24日(日)Bunkamuraオーチャードホール【上演時間】2時間15分(一幕55分 休憩25分 二幕55分)【チケット料金(税込)】チケット発売中!!S席 17,000円/A席 13,000円/B席 9,000円/C席 7,000円A親子席 17,000円※大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)学生券 4,000円※中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、Bunkamura、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、渦中の人となっている西村康稔元経済産業大臣(61)。その行動が、波紋を呼んでいる。1月23日、西村元大臣は地元である兵庫県明石市の明石駅前で午前6時半ごろからビラ配りを行ったことが報じられた。西村元大臣は市民に「お騒がせしました」と謝罪しながらビラを配り、そのビラには「裏金は一切ありません」とキックバック騒動について書かれているという。しかし、このビラ配りで世論は納得するだろうかーー。自民党派閥の政治資金を巡る問題では、安倍派などの会計責任者や現職議員ら合計8人が立件された。西村元大臣は不起訴となったが、20日の会見では’22年までの5年間で100万円のキックバックを受けていたことを認めている。「西村元大臣は会見で、政治資金収支報告書に記載していなかったことについて『長年の慣行だった』『問題が表面化するまで知らなかった』と釈明。また還付が廃止になる方向だったにも関わらず、一部議員に継続された経緯に対しては『詳細は控える』と回答しませんでした。さらに今回配られたビラでは『私は、秘書に対し、ノルマ分を売ればいいと伝えていましたので、これら清和会からの還付金について、私自身は把握しておらず、私の政治団体の収支報告書は適正に作成・提出されているものと認識しておりました』『十分に目が行き届いていなかったことについて、深く反省しているところです』と主張しています。SNSでは『秘書が勝手にやるのか?』と不可解な点を指摘して、訝しむ声もあります。それでも“知らぬ存ぜぬ”の姿勢なので、説明をし尽くしているとは言い難いでしょう」(全国紙記者)「裏金は一切ありません」と書いたビラを配った西村元大臣だが、ネットでは《帳簿に記載しないが裏金ではない?》《「頑張ってビラ撒いとけば具体的な説明はなくても明石の人間なら誤魔化せる」とか思ってんのかな》《説明差し控えNGの記者会見を望む》と呆れ声が。さらに明石市民のなかには西村元大臣の説明に納得がいかず、不信感を募らせている人たちもおり、ビラ配りに対してこんな怒りの声が噴出している。《明石市民です。今まで逃げ回って、不起訴が決まったら準備してたかの様にビラを配る。誰も信用してないでしょ?たかが一票かもしれないけれど、僕がこの人に投票することはこの先ずっとない》《明石市を汚しに来ないでもらいたい。何のつもりのビラ配り?》《西村さん、市民を舐めておられます?という感想しかない》《明石市民は騙されない》
2024年01月23日ワタリウム美術館で『梅田哲也展待ってここ好きなとこなんだ』という名の展覧会が開かれる。ワタリウム美術館で初となるパフォーマンス公演のような展覧会となり、会期は1期:12月1日(金)〜2024年1月14日(日)、2期:1月16日(火)〜28日(日)に分かれ、内容が変化する。船で夜の水路を巡る「入船(ニューふね)」など、さまざまな場所でツアー形式の作品を発表して来た梅田哲也。今回は、ワタリウム美術館の建築的な側面に焦点を当て、これまで展示室として使用されていなかった部屋も初めて公開される。これは、ワタリウム美術館を劇場として開催される舞台公演でもある。観客はツアーの進行中にところどころで登場するキャストの言葉に誘導されながら、展示室やバックヤードを巡り、日常の風景が異なって見えるような仕掛けと出合う。ワタリウム美術館のある三角の土地は、1964年の東京オリンピックのために建設された道路が住宅密集地を切り裂いたことから発生し、そこへ和多利一家が引っ越してくることから始まる。1972年、母の志津子が現代アートギャラリー、ギャルリー・ワタリをオープンし、それがワタリウム美術館の前身となる。こうした美術館の建設以前や建物に刻まれた行動の痕跡などを辿りながら、音や光、物体の動きなど、鑑賞する行為と交差していく。ツアーは少人数で行い、時間差で出発し、約50分。見る者も見られる者となるだろう。事前申し込みが必要となるため、詳細をチェックしてから出かけたい。<開催情報>『梅田哲也展wait this is my favorite part待ってここ好きなとこなんだ』会期:<1期>2023年12月1日(金)~2024年1月14日(日) <2期>2024年1月16日(火) ~2024年1月28日(日)会場:ワタリウム美術館+空地時間:13:00~19:00(毎20分ごとにスタート、最終入館は18:00)※所要時間約50分休館日:月曜(1日8日は開館)、12月31日(日)~1月3日(水)料金:一般2,800円、25歳以下/65歳以上は2,000円(要証明書)、ツアー・フリーパス5,000円公式サイト:
2023年11月22日もがきながらも軽妙な笑いを忘れない、連鎖街に取り残された人々どこかの建物の、半地下と思しき部屋にいる男たち。ひとりは塩見利英(高橋和也)、もうひとりは片倉研介(千葉哲也)。彼らは各々「大連のシェイクスピア」「大連のモリエール」と自称している演劇人なのだが、彼らの世話をしている陳鎮中(加納幸和)の目を盗んでここから脱出しようと企んでいる。左より)霧矢大夢、高橋和也、加納幸和、千葉哲也撮影:宮川舞子つい先日まで「満州国」と呼ばれていた中国東北部で、交通の要所として栄えた大連。その目抜き通りだった連鎖街にある今西ホテルの地下室で、彼らはソ連軍のために芝居を書かされているのだ。だが台本の執筆は遅々として進まず……。井上ひさし・脚本、鵜山仁・演出で2000年に初演、2001年に再演された本作。今回は21年ぶりの上演となった。11月9日(木)~12月3日(日)東京・紀伊國屋サザンシアター、および12月の山形公演・群馬公演、さらに2024年1~2月の全国演鑑連中部・北陸ブロック公演に先立ち、11月8日(水)に行われたゲネプロの模様を紹介する。左より)霧矢大夢、高橋和也、加納幸和、千葉哲也撮影:宮川舞子幕開けは、観客にも近しい状況で言うならば宿題がまったく終わっていない夏休み最終日。あるいは、彼らの状況により近い形で言えば作家が編集者によって旅館などに缶詰めにされ、原稿執筆を迫られている光景。こういう時は、えてして現実逃避に走りがちで……というわけで、塩見と片倉も不毛なやりとりを繰り広げている。しかし、そうもいかなくなってきたのはソ連軍との窓口を務めている今西練吉(鍛治直人)から、このままでは皆シベリア送りになると聞かされてから。シベリアの強制収容所送りになればどんなことが待ち受けているのか。これまで数々のドラマや映画、漫画などで描かれていて、察しのつく観客も多いだろう。もちろん、作中の彼らもその意味は重々承知。だからこそ、必死になって芝居を完成させようとするのだ。左より)高橋和也、千葉哲也、加納幸和、霧矢大夢、西川大貴、朴勝哲、鍛治直人撮影:宮川舞子まず、塩見と片倉のかけあいの妙が印象的だ。高橋の佇まいは、新劇畑の塩見のいかにも文学青年がそのまま年を重ねたような風情がしっくりはまる。亡き友人の遺児である石谷一彦(西川大貴)に対する親代わりとしての表情に、彼の誠実さが表れているように感じる。一方の片倉は、大衆演劇の劇団を率いているだけあって塩見よりも線の太い感じ。どっしりとした存在感とどこか愛嬌のある言動は、千葉ならではの造形ではないだろうか。そして、自身の持ち味を十二分に活かしていると思わされたのは、陳を演じる加納。軽妙でコミカル、でもどこか物腰がたおやかなのは、さすが「花組芝居」の座長であり女形であるからこそ、といったところ。部外者として面倒を見ているうちに自分も創作に関わり始める、というのはバックステージものでの「あるある」ではないかと思うが、陳も塩見・片倉を相手に丁々発止のやりとりをしているうちに、芝居に深く関わっていく。左より)高橋和也、西川大貴、加納幸和、千葉哲也、鍛治直人、霧矢大夢、朴勝哲撮影:宮川舞子さらに、石谷の婚約者である女優のハルビン・ジェニィ(霧矢大夢)、塩見・片倉にとって因縁の相手でありジェニィの過去にも関わる市川新太郎(石橋徹郎)、音楽家である石谷の同僚ピアニスト・崔明林(朴勝哲)も加わって、『シベリアのリンゴの木』という芝居が形作られていく。誤解やすれ違いゆえのドタバタから、やがて全員が一丸となって芝居を完成させようとして、まさにドラマティックな盛り上がりを見せる。後列左より、鍛治直人、高橋和也、千葉哲也前列左より、石橋徹郎、霧矢大夢、西川大貴、加納幸和撮影:宮川舞子だが、そこに暗い影を落とすのは、ここがソ連軍に包囲され外部から隔絶された大連の街であること。当時の大連の状況もこれまでノンフィクション / フィクション共さまざまに描かれてきているが、昨今の世界情勢を思えばより感じるものは多いはず。困難な状況を必死に乗り越えようともがき、でも軽妙な笑いを忘れない、連鎖街に取り残された人々。なんとも愛おしい彼らの姿は、2023年の今この作品が上演される意味・意義を強く伝えてくる。取材・文:金井まゆみ<公演情報>こまつ座第148回公演『連鎖街のひとびと』作:井上ひさし演出:鵜山仁出演:高橋和也千葉哲也加納幸和鍛治直人西川大貴朴勝哲石橋徹郎霧矢大夢【東京公演】2023年11月9日(木) ~12月3日(日)会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA【山形公演】2023年12月10日(日)会場:東ソーアリーナ【群馬公演】2023年12月22日(金)会場:昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)チケット情報:公式サイト:
2023年11月14日タレントの西村歩乃果が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)39号のグラビアに登場している。西村は1995年1月28日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループ・ラストアイドルを卒業後、恋愛リアリティショー『オオカミちゃんには騙されない』出演などで話題を呼んでいる。3年ぶりに同誌に登場となった西村は、本誌グラビアで初水着に。ヘルシーだけど色っぽく、可愛いけどセクシーに魅了した。
2023年09月02日お笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹が17日、広島・マツダスタジアムで行われたプロ野球「広島×西武」戦で人生初の始球式を務めた。広島県出身で、幼少期からカープ一筋46年の西村は「いつかやってみたかったことのひとつ。ついにこの時が来たか…」と語るほどの憧れの舞台で、目標の120キロには届かなったものの、101キロの速球で球場を沸かせた。速度はしっかり出たがストライクとはならず、直後の取材では「投球練習から緊張していて、本番はバウンドを気にしてびびった。黒田さんのグローブを使わせてもらって男気注入したんですけどね」と悔しさを語ったが、夢だった大役を終えて「むちゃくちゃ気持ちよかった! 最高でした!」と笑顔を見せた。この日の試合は、地元広島のテレビ局・テレビ新広島のスポンサードゲーム「ここからっ! TSS全力応援デー」として開催。キャンプ好き芸人として知られる西村は、同局で初の冠番組『西村キャンプ場』に出演しており、25(16:05~)にはフジテレビ系で全国放送特番第2弾『今田と西村キャンプ場』を、今田耕司を迎えて放送する。■西村瑞樹コメント今日の投球は、70点。投球練習で選手に「ぶつけてもいいから」と言われたけど、やっぱり「ぶつけちゃいけない!」と頭によぎったんでしょうね。かなり外に外れちゃいました。右バッターなら間違いなくデッドボールでした。高さはよかったんだけどな。でもむちゃくちゃ気持ちよかったです!
2023年06月17日音楽やビジュアル、振動などを巧みに使い、人の視覚や聴覚、触覚を統合する“共感覚”的体験を味わえるゲームを生み出している、水口哲也さんと石原孝士さん。石原孝士×水口哲也:長く抽象的な議論からゲーム作りがスタート。――お二人はなぜ、ゲームという媒体を選んだのでしょうか。水口哲也(以下、水口):世の中にあるさまざまなクリエイティブの中で一番新しいと思ったからです。ゲームって体験のクリエイティブなんですよね。ビジュアルや音、場合によっては触覚などを使って自由に制限なく作れて、しかも世界中の人にリーチできる。未だに変わらない魅力ですね。石原孝士(以下、石原):幼少期からゲームに触れていましたが、中高生の頃にグラフィックデザインに興味を持ち始め、アート全般を学ぶようになりました。あと、’90年代のダンスミュージックが流行っていて、そういった音楽を聴きながらそのイメージを絵にする、みたいなこともやっていたんですよね。そんな中、水口さんの『Rez』や『スペースチャンネル5』といったゲームを知り、自分とシンクロする部分があるなと感じていました。水口さんの作品には、一般的なゲームの体験ロジックとはまた違うアートと音楽の力もふんだんに活かして物語を進めていくような独特なスタイルを感じて、「これは新しい、今自分が学んでいること、やっていることも、そのまま活かせるのでは?」と思いクリエイターを目指すようになりました。―― 一番最初のゲーム体験を教えてください。水口:小学校4年生の時におもちゃ屋さんの友達の家でやった家庭用ゲームの『PONG』ですね。なんじゃこりゃって(笑)。石原:僕はファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』です。ただ、今思い返すと、小さい頃に父の自作のゲームとコントローラーで遊んだ記憶がありますね。水口:石原くんのお父さんもゲームクリエイター?すごいね。――水口さんに憧れていた石原さん。二人が一緒にゲームを作るようになった経緯を教えてください。石原:先ほどの話の続きになりますが、水口さんのいるセガに入社するものの、そのタイミングで水口さんが独立されてすれ違いになり、結局、数年後に水口さんのスタジオに移りました。一番最初に会ったのはスタジオ近くのコンビニでしたね(笑)。水口さんの作品に近い印象のアートをたくさん描いていたので、自然と興味を持っていただいたのか、わりとすぐに一緒にプロジェクトをやろうかという話になりました。水口:それで、4年くらいかけて『チャイルド・オブ・エデン』を作ったんです。ゲームは構想やコンセプトを作るプリプロダクションから始まるんですけど。僕らの場合、最初に僕が物語を書き、それを基にして石原くんがアートを手で描いていきます。ただ、なかなかイメージの共有が難しく、最初は二人の間でフォーカスが合わない。そこから何度も、何時間も議論をします。“そのシーンはどんな効果音が鳴って、どんな音楽が流れて、どんなビジュアルエフェクトが生まれて、こんな体験になっていくのはどうだろう”のような感覚的なユーザーストーリーの議論を続けます。そうして時間を使うことで、だんだんとフォーカスが合うようになり、たとえば、10枚描いて1枚しかピンとくるものがなかったのが、3枚、5枚と増え、確度が上がっていく。結果的に、このプロジェクトでは、3000枚くらいは描いたんじゃないかな。操作と音、映像などの連鎖反応が感覚を刺激。――とんでもない枚数です…!水口:最初と最後を比べると、完成度はもちろん、石原くん自体のスキルも上がり、出来上がる頃にはかなり才能が花開いていましたね。また、アートと同時に、使う音楽を最初に決めていきます。僕らのゲームは特に音楽が重要で、全部自分たちで作るのですが、作った音楽を一度バラバラにして、一つ一つのプレイヤーのアクションや操作に割り当てるんです。そして今度は音からビジュアルが変化するという連鎖的な表現を試みるのですが、すると、プレイヤーが自分で音楽を生み出している、演奏しているような気分がちょっと混ざってくるなど、体験に新しい化学反応が生まれるんですね。そうした体験が連続することで、だんだんと大きなうねりになると、結果的に感情や感覚が刺激されるんです。言葉からくるドラマ性とは違う、体験としての気持ちよさが生まれてくる。この体験を、僕らは「シナスタジア(共感覚体験)」と言っています。――石原さんはどのようにビジュアル作りをされていますか?石原:成長とともに変わっていく自分の気持ちとか、旅先で見た風景や印象的だったシチュエーションなど、実体験をもとに絵を起こしていきます。きれいなアートを描けばいいというわけではなく、説得力のある、その体験をしたからこそ描けるリアル感や生感みたいなものを意識するようにしていますね。そうすることで、絵を見る方の心を揺さぶるものになると思っています。――感覚のような目に見えないものをお二人で、またプレイヤーと共有できるものにしていく作業は、とても大変なように感じます。水口:難しいんだけど、一番楽しいところでもあって。全員が面白く感じるものを作るというのはゲームデザインの醍醐味ですが、人種や世代、性別関係なく多くの人が面白いと感じるものには絶対に理由がある。ゲームという体験作りをしていると、だんだんわかってくることがあるんですね。たとえば音楽を聴いて癒されるとか泣くなどの感情の刺激を体験に織り込んだ時に、どんな新しい感動が作れるのかということが、僕らの最大の興味なんです。『テトリス エフェクト』が一番いい例で、オリジナルの『テトリス』で感情が刺激されることはあまりないと思います。でも『テトリス』をプレイして、感情が刺激されたり、もし感極まって泣くことがあるとすれば、それはどういう体験設計なのかということを、ずーっと話していました。僕たちが音楽好きというのもありますが、音楽のプレイリストを作るような感覚で、“最初は優しくて、だんだん難しくなって突き落とされて、でもまた救われて、最後は多幸感あふれる幸せの世界に到達するようにするには、どうすればいいかな”みたいなことをね。――プレイヤーの感情に訴えかける作品を作るために、ヒントとしているものはありますか?水口:音楽ライブはいつも研究対象になり続けていますね。世界のいろんなフェスに行っては人間観察をしていました。あとは二人でよく旅もするよね。パンデミックの前にはギリシャとかに。石原:僕はミャンマーにも行って音を収録したりしましたね。水口:『テトリス エフェクト』を作る時は、『テトリス』の作者の一人、ヘンク・ロジャースさんが住んでいるハワイ島に行き、しばらく家に泊まって話をしたよね。石原:そうでしたね。先ほど、実体験をもとに絵を描き起こしていくと言いましたが、『テトリス エフェクト』には、その時身体で感じたハワイ島のスピリットみたいなものが入っているんですよね。ジャケットにマーメイドがいたり一緒に泳いだイルカが出てきたり。水口:そういう実体験や会話からイメージを出す作業を続け、少しずつ形にしていきながら、焦らずじっくりとやり続けていくパターンが多いです。僕はそれを“スローモーション・マルチタスキング”と呼んでいるんですけど。同時に複数のプロジェクトを進行しながら、“これは世に出てもいいね”という状態になるまで時間をかけて考え続けて作っています。最高に楽しいですよ。石原:楽しさの中に苦しさもある気はしますけどね(笑)。ゲーム開発って、大きいパズルを作っているような感覚があって。パズルって、完成が見え始めたくらいの後半以降が楽しくて、それまでは結構、辛いじゃないですか。それと同じように、アイデアをゲームの体験にはめてみては外す…といった作業の繰り返しで、楽しさは後半に一気に押し寄せてくる感覚があります。水口:確かに最初は、自分で自分の背中を蹴っているような感じがあるね。『テトリス(R) エフェクト・コネクテッド』不朽の名作パズルゲーム『テトリス(R)』に、幻想的なビジュアルと音楽、時間を止める「ZONE」システムなど新しいエッセンスをプラス。音楽、背景、テトリミノの落下など、すべてがプレイヤーの操作にシンクロする体験はあらゆる感覚に訴えかけ、想像を超えた快感を生む。VR、マルチプレイモードでも楽しむことが可能。2020年発売。Tetris(R)& ©1985~2020 Tetris Holding.みずぐち・てつや(写真右)エンハンス代表、シナスタジアラボ主宰。慶應義塾大学大学院特任教授。『Rez』『スペースチャンネル5』『ルミネス』『チャイルド・オブ・エデン』、VRに対応した『Rez Infinite』『テトリス(R) エフェクト・コネクテッド』などをプロデュース。また、共感覚を体感する「シナスタジア・スーツ」や、共感覚体験装置「シナスタジア X1」を開発。いしはら・たかし(写真左)ゲームディレクター、アートディレクター。『ルミネス』『チャイルド・オブ・エデン』、VRタイトル『Rez Infinite』『テトリス(R) エフェクト・コネクテッド』に携わる。アプリケーション開発やシンセサイザーのプロトタイプ制作などゲーム以外のフィールドでも活動。※『anan』2023年5月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年05月14日熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』が、5月24日(水) から28日(日) に東京文化会館 大ホールで上演される。熊川のオリジナル作品である『蝶々夫人』は、プッチーニの傑作として名高い同名オペラに材を得た全2幕のグランド・バレエ。オペラにはない新たな物語「海軍士官ピンカートンのアメリカ出発と赴任地・長崎の遊郭で蝶々を見初めるまで」を第1幕に置いたオリジナルのドラマ展開、アメリカの場面のみあえてプッチーニを離れ、ドヴォルザークの楽画を用いるなど大題に構成した音楽など、“オペラのバレエ化”を超えた独創性に満ちている。(C)Ayumu Gombi(C)Shunki Ogawaこのたび、熊川作品には今回が初出演となるミュンヘン・バレエのプリンシパル、ジュリアン・マッケイをゲストに迎え、4年ぶりに再演。“バレエ界の貴公子”と称され、今世界中から注目されているジュリアンがどんな踊りを見せるのか、また優れた演劇性に定評がある飯島望未は、初めての蝶々役をどう演じるのか。さらに初演時のキャストの登場や、初披露の役を演じるトップダンサーなどが見どころとなっている。ジュリアン・マッケイ (C)Yumiko Inoue飯島望未チケットは現在一般発売中。熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』ジュリアン・マッケイ プロモーション映像<公演情報>熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』5月24日(水)~28日(日) 東京文化会館 大ホール【キャスト】蝶々夫人:飯島望未、成田紗弥、岩井優花ピンカートン:ジュリアン・マッケイ、堀内將平、山本雅也スズキ:荒井祐子、前田真由子ゴロー:石橋奨也、伊坂文月花魁:浅川紫織、日髙世菜、山田蘭ボンゾウ:杉野慧、宮尾俊太郎ケイト:日髙世菜、小林美奈、戸田梨紗子ヤマドリ:山本雅也、吉田周平、関野海斗シャープレス:スチュアート・キャシディ【チケット料金】(税込)S席16,000円/A席12,000円/B席9,000円/C席7,000円/D席5,000円A親子席16,000円学生券4,000円※A親子席:大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券:中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定チケット購入リンク公式サイト:
2023年04月06日熊川哲也のオリジナル作品、『蝶々夫人』。バレエで“日本の美”を描くという全く新しい発想で2019年の初演時には大きな話題を呼びました。この度、ミュンヘン・バレエのプリンシパル、ジュリアン・マッケイをゲストに迎え、4年ぶりに再演いたします。“バレエ界の貴公子”と称され、今世界中から注目されているジュリアンがどんな踊りを見せるのか…そして、優れた演劇性に定評がある飯島望未は、初めての蝶々役をどう演じるのか…さらに、初演時のキャストの登場、初披露の役を演じるトップダンサーなど、見どころ満載です。待望にして大注目の再演を、切ない物語が目に浮かぶようなビジュアルと合わせて、是非多くの方に告知いただきたくお願い申し上げます。(C)Yumiko Inoue特別番組をTVerにて配信中です! TVer 二次元コード2019年、熊川哲也がKバレエ カンパニー20周記念作品として挑んだのはバレエで“日本の美”を描く――すなわち世界で最も有名な日本人ヒロインの悲恋物語『蝶々夫人』の創造だった。プッチーニの傑作として名高い同名オペラに材を得て全2幕のグランド・バレエに生まれ変わらせた本作は、“オペラのバレエ化”を遥かに超えた独創性に満ちている。オペラにはない新たな物語――海軍士官ピンカートンのアメリカ出発と、赴任地・長崎の遊郭で蝶々を見初めるまで――を第1幕に置いたオリジナルのドラマ展開、アメリカの場面のみあえてプッチーニを離れ、ドヴォルザークの楽画を用いるなど大題に構成した音楽。日米の差異がヴィヴィッドなコントラストをなすこの幕は、二国の色彩異なる華やかな踊りの見せ場であると同時に、その後ふたりが辿っていく、国境を越えた愛の顛末にいっそうの説得力をもたらす。そして何より、熊川の卓越した美意識と創意に富んだ演出振付で表現される美しき日本の文化と精神性こそは、この名作の物語に真実味をもたらし、観客の魂までも強く揺さぶるのだ。バレエだからこそ描き出せる日本の美、深淵なる愛のドラマとは――その答えがここに!■いま世界中から熱視線を浴びるバレエ界の貴公子 ジュリアン・マッケイ米国モンタナ州生まれ。当時外国人最年少の11歳でボリショイ・バレエ・アカデミーに入学。ローザンヌ国際バレエコンクールで研修賞を受賞したのち、英国ロイヤル・バレエ団に入団。2016年、ミハイロフスキー・バレエに移籍。世界の主要劇場でゲスト出演するほか、22年9月からはミュンヘン・バレエのプリンシパルとして活動中。現在 24歳。容姿端麗にして傑出した実力を備えたこの若きスターは今や世界中の注目を集め、「VOGUE」「Numero」誌が特集を組むなどモード界をも魅了している。Instagram:@julianmackayジュリアンのプロモーション動画も是非ご利用ください! ジュリアン・マッケイ プロモーション動画ジュリアン・マッケイ (C)Yumiko Inoueジュリアン・マッケイ_2 (C)Yumiko Inoueジュリアン・マッケイ_3 (C)Nicholas MacKayジュリアン・マッケイ_4 (C)Nicholas MacKay■―注目のキャスト陣―新たな主演の組み合わせや初披露の役を演じるトップダンサーなど見どころが満載!シャープレス役で出演が決まったスチュアート・キャシディをはじめ、荒井祐子、宮尾俊太郎ら初演時のキャストも集結し進化する名作を支えます!■―蝶々役―飯島望未 Nozomi Iijima飯島望未大阪府生まれ。2008年ヒューストン・バレエに当時最年少の16歳で入団。19年3月、同団のプリンシパルに昇格。21年に帰国し5月にKバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』にゲストで主演。同年8月プリンシパル・ソリストとして入団。22年3月プリンシパルに昇格。19年、シャネルビューティアンバサダーに就任するなどファッション業界でも幅広く活躍中。成田紗弥 Saya Narita成田紗弥大阪府生まれ。2歳よりバレエを始める。2009年ドイツのマンハイム国立バレエ・アカデミーに留学。13年韓国のユニバーサル・バレエ団に入団。17年『くるみ割り人形』で全幕主演デビュー。18年9月Kバレエ カンパニーにプリンシパル・ソリストとして入団。数々の作品で主演を務め、本作初演時にも蝶々役を経験。岩井優花 Yuka Iwai岩井優花岩手県生まれ。4歳よりバレエを始める。2014年よりジョフリーバレエアカデミー シカゴ トレイニープログラム所属。15年同校スタジオカンパニー入団。16年ユース・アメリカ・グランプリNYファイナルTOP12。17年ジョフリーバレエ入団。21年4月Kバレエカンパニーにソリストとして入団。22年9月ファースト・ソリストに昇格。『ロミオとジュリエット』のジュリエットを務めるなど、期待の新星。■~STORY~開国まもない明治の長崎。武家に生まれた蝶々は、幼い頃に父が自害し家が没落、今は遊女見習いとして遊郭に身を置いている。一方、アメリカでは海軍士官ピンカートンが長崎への赴任を命じられ、恋人ケイトとの別れを惜しみつつ日本へと旅立つ。長崎にやって来たピンカートンは、仲間と共に遊郭を訪れる。あでやかな花魁道中に目を奪われる男たち。そんななか、ピンカートンはひとりの可憐な少女に出会い、心惹かれる。それは蝶々だった。遊郭を取り仕切るゴローと遊女たちの世話役スズキの勧めにより、ピンカートンは蝶々を現地妻として娶ることを決める。ピンカートンのもとに嫁いだ蝶々は、この結婚が一時的なものであるとは知らず、生涯の愛を捧げることを誓う。改宗までした蝶々に叔父のボンゾウは激怒し、彼女を勘当する。蝶々はピンカートンの優しさに慰められ、ふたりは初めての夜を過ごす。ピンカートンが帰国し数年が過ぎた。幼なじみのヤマドリの求婚を断り、幼い息子と共に帰りを待ちわびる蝶々。だが、彼女の前に現れたのはピンカートンの妻となったケイトであった。すべてを知った蝶々が選び取った道とは…(C)Ayumu Gombi(C)Shunki Ogawa■熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023 『蝶々夫人』 公演概要【日時】2023年5月24日(水)~28日(日)【会場】東京文化会館 大ホール【チケット料金(税込)】チケット発売中!!S席¥16,000/A席¥12,000/B席¥9,000/C席¥7,000/D席¥5,000A親子席¥16,000 学生券¥4,000※A親子席 大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券 中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース 他【お問合せ】チケットスペース: 03-3234-9999 公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社SL Creationsオフィシャルエアライン: ANA制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト: Instagram : @k_ballet_company_officialTwitter : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月05日2023年3月7日、俳優の柳葉敏郎さんが、パフォーマンスグループ『一世風靡セピア』の元メンバーであり、同年2月に亡くなった西村香景さんの追悼コメントをInstagramに投稿しました。1980年代に活躍した『一世風靡セピア』は、『前略、道の上より』をはじめ、ヒット曲を数多く生み出し、グループ名通り、当時、一世を風靡した人気グループ。1989年7月にグループ解散後、西村さんは芸能活動を続けていましたが、その後、引退を発表していました。ともに『一世風靡セピア』のメンバーとして活躍した友の訃報に、柳葉さんは「貴方は俺にとって、最良の悪たれ仲間でした」とコメント。「俺はもうちょっとこっちで頑張ってみるわ」と、天国にいる西村さんにメッセージを送りました。前略西村香景様貴方は俺にとって最良の悪たれ仲間でした。貴方のピュアな気持ちが俺には眩し過ぎました。.....俺はもうちょっとこっちで頑張ってみるわ.....有難う.....又、逢う日まで…草々 JONYtoshiro_yanagiba_officialーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 柳葉敏郎(@toshiro_yanagiba_official)がシェアした投稿 投稿には、柳葉さんと、生前の西村さんのツーショットもあり、改めて2人の絆の強さを感じます。柳葉さんの投稿に、ファンからも西村さんとの別れを惜しむコメントが寄せられました。・すごくさびしいです。西村さんの訃報のニュースを見て、思わず叫んでしまいました。ご冥福をお祈りします。・『一世風靡セピア』は私にとっても大切な大切な宝物です。香景さん、ありがとう。・久しぶりに聞いた『一世風靡セピア』の名前が、こんなに悲しい話題だなんて。心の欠片が剥がれ落ちたようです。西村さんの告別式には、柳葉さんとはじめ、『一世風靡セピア』の元メンバーであり、現在は俳優の哀川翔さんらも参列したといいます。残されたメンバーの活躍を、西村さんは空の上から見守っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月07日実業家のひろゆき氏と妻の西村ゆかさんが4日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された「第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER」にシークレットゲストとして登場した。Tシャツをショーピースにアレンジしたカラフルなオリジナル衣装でランウェイを歩いた2人。ランウェイトップではひろゆき氏がひざまずいて妻の手をとった。帰り道は手を固くつなぎ、照れ笑いを浮かべながらも笑顔で闊歩。さらに、互いの手をくっつけてハートマークも作っていた。司会のEXITから「何しているんですか!」とツッコまれると「僕も何しているんだと思う」と苦笑い。手つなぎランウェイについて「ラブラブでしたね」と言われると、「演出的なやつ」と照れ隠ししていた。前回のTGCは1人でのランウェイだったひろゆき氏だが、夫婦での出演は「気まずいですよね。僕がスベってもなんとかなるけど、連れがいると一緒にスベっている感じが…」とタジタジ。しかし、妻のゆかさんは「割と『気にしなくていいからね』と言ってくれて颯爽と歩いてくれた」と夫の優しさに感謝すると、「どうせみんな本気で見ていないし、出落ちなんで」とひろゆき節で言い切っていた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは、新時代を意味する「NEW EPOCH」。変化を続けながら時代とともに進化を目指し、唯一無二のTGCを創造していきたいという思いが込められている。
2023年03月04日ブリリア ショートショートシアター オンライン(BSSTO)サービス開始5周年記念として、アニバーサリーナイトが2月10日に開催され、別所哲也とLiLiCoが登場した。BSSTOでは、のべ45以上の国と地域から240作品以上のショートフィルムを無料配信し、会員数は8万7,000人を数えるまでに成長。イベントでは、フランスのラブコメディ作品『透明人間の恋/INVISIBLE』と、キュートでポップなロマンス作品『いつか王子様が現れて/Once upon a time my prince will come』が上映され、作品から着想したオリジナルカクテルや、作品の舞台となるベーカリーをイメージして取り寄せたスコーンについて紹介され、来場者はショートフィルムとカクテル、スイーツとのマリアージュを楽しんだ。上映後、別所さんとLiLiCoさんは、2作品についてそれぞれ感想を語り、LiLiCoさんは「告白する勇気が必要。ダメならダメで次に行けばいいんだから。結果、気にしているのは自分」と恋愛論を展開させ、別所さんも子どもの頃には耳だけ赤くなったエピソードを披露しながら、告白するときのソワソワ感について話がおよび、「弱い自分が一番のライバル」「期待に応えようと無理しちゃう」とイメージとのギャップについて盛り上がった。一方、パン屋で働く主人公の女性がゴミ箱の中に多額の現金を見つけてしまうストーリーの2作品目については、「私が今お金を見つけたら、(TV番組の)ドッキリだと思っちゃう」とLiLiCoさんが笑いを誘い、別所さんは「カラフルだし、ポスターもスタイリッシュ」と作品の色遣いにも注目。BSSTOの前身である、2008年から10年間開館していたブリリアショートショートシアターの思い出話も展開され、映画館のオープンもバレンタインデーだったことから、毎年、アニバーサリーを祝い続けている2人は、懐かしい写真をスライドでふり返りながら、「もはや家族のようだ」と感謝を述べた。横浜みなとみらいにあったリアル映画館には、カンヌ映画祭でも使用されているシートやレッドカーペットをイメージした階段などこだわりの仕様と、数々の著名監督やクリエイターゲスト、様々なテーマで展開されたショートフィルムプログラムやそこに集うコミュニティがあった。オンラインシアターへと移行することで、ショートフィルムのカルチャーは全国に波及、オンライン上でのコミュニティという新たなスタイルも出来上がってきた。別所さんは「コロナ禍を通じて特に、オンラインシアターであることの存在意義が深まった。色々な国のショートフィルムを通じて、世界を日本全国に届けてきた」と熱く語った。終盤には、「大切な人に思いを伝えるバレンタインデー」をテーマに、2人がそれぞれをイメージして用意したフラワーブーケを交換(協力:一般社団法人花の国日本協議会)。別所さんからは、ヒマワリのようなパワーと、可憐な魅力を兼ね備えた黄色のチューリップを、LiLiCoさんからは、こんなに行動力を持った情熱的な人はいないと、赤のダリアが贈られた。『恋する透明人間』/『いつか王子様が現れて』はBSSTOにて配信中。(cinemacafe.net)
2023年02月13日タレントの西村歩乃果が11月28日、人気バトルロイヤルゲーム『Apex Legends』の大会『17LIVE おんみょう杯』でMCを務めた。アイドルグループ・ラストアイドルとしての活動終了以降、ゲーム実況者として人気を博しながら、配信番組でのMCにも挑戦している彼女。MCを担当する上で意識していることや、アイドル活動を終えてからの現在の心境について話を聞いた。――大会が始まる前、「よく噛むので『MCにふさわしくない』と言われちゃいそう!」と心配されていましたが、「おんみょう杯」MCをやってみて、いかがでしたか?緊張はしていましたが、共演者の方が面識のある方だったこともあり、緊張感はありつつもリラックスしながら臨むことができました。――ABEMAの情報バラエティ番組『モデルプレスカウントダウン』でもMCを担当されていますが、MCをする上で意識していることはありますか?ポジティブな発言に変換することを心がけています。――今年5月にラストアイドルとしての活動が終了。5年間の活動を振り返って、改めて今のお気持ちを教えてください。アイドルとして活動している時に比べると、時間やスケジュールに縛られることが少なくなったと感じます。――アイドル活動を終えてからのお仕事についてはいかがでしょうか?今回の「おんみょう杯」MCをはじめ、YouTubeでもゲーム配信を行うなど、ゲーム好きが仕事につながっているかと思われます。――好きなことが仕事になり、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?ゲームの大会にお仕事として出場させていただき、結果を残せた時、やりがいを感じます。――今後ゲームに関する仕事で「こんなことがしてみたい!」というものがあれば、教えてください。現在もいくつか出させていただいておりますが、オフラインの大会にたくさん出場したいなと考えております。――あるインタビューで「女社長になるのも夢」とお話されていました。どんな事業をする会社の社長をイメージしていますか?美容関係で考えております。■プロフィール西村歩乃果1995年1月28日生まれ。神奈川県出身。2017年、アイドルグループ・ラストアイドルの2ndユニット「Love Cocchi」としてデビュー。2021年より、ABEMAの情報バラエティ番組『モデルプレスカウントダウン』でMCを担当。2022年5月31日、神奈川・KT Zepp Yokohamaにて開催されたライブ「ラストアイドル 5年間ありがとう Farewell Party」で、ラストアイドルの活動が終了した。
2022年12月17日WOWOWオリジナルアニメ「火狩りの王」よりメインビジュアルが解禁。さらに第1話の一部シーンが公開された。日向理恵子による長編ファンタジー小説を、監督・西村純二と構成/脚本・押井守がタッグを組んでアニメ化した本作。“火”を失った人類最終戦争後の世界で、11歳の少女・灯子と15歳の少年・煌四が、多くの困難に直面しながらも懸命に生きていく姿を描く。この度解禁されたメインビジュアルでは、主人公・灯子と狩り犬・かなたが森で出会い、物語が大きく動き出すシーンが下部に描かれ、上部には、首都や工場地帯を背景に登場人物たちが立ち並んでいる。森と都市、2つの世界が交差するときなにが起こるのか。そして、空をつらぬく一途の光が意味するものとは?併せて、第1話の一部シーンが公開。灯子の村での暮らしやかなたとの出会い、そしてともに首都へと旅立つまでが映し出されている。WOWOW オリジナルアニメ「火狩りの王」は2023年1月14日より毎週土曜22時30分~WOWOWプライムで放送、WOWOWオンデマンドで配信スタート。(text:cinemacafe.net)
2022年12月08日8月末に西村康稔経産相(59)の“対策マニュアル”が流出していたと報じられ、波紋を呼んでいる。本誌が入手したメモは、経産省の福島復興グループが作成したもので、《西村経産大臣出張時の注意点【取扱注意】》と題され、「車中での対応」「お土産購入ロジ」「ぶら下がり会見での対応」「帰宅時(駅構内)での対応」と4つに分かれて、出張中の西村氏へ取るべき対応について記されている。「文書には、“出張に同行する幹部には手持ち資料を厚めに持たせる”“モバイルプリンターの持参は必須”“記者から質問が出なくなるまで会見を続ける方針だから、途中で質問を切るのはNG”などと、事務方の業務についての注意点が書かれています。仕事に関係することだから、ここまでは社会的に理解できる部分だと思います。ただ、この『マニュアル』には、業務に関係のないことまでが記載されており、ここが問題視されているのです。“西村大臣はお土産購入量が非常に多いため、荷物持ち人員が必要”“保冷剤の購入及び移動車内の冷房は必須”といったことや、夕食購入時の対応については“弁当購入部隊とサラダ購入部隊の二手に分かれて対応”など、こと細かに書かれています。西村氏も、6日の閣議後会見で『マニュアル』の存在を認め、『過度に私に気を使う必要はないし、このような文書を作成する必要もないと事務方には伝えた』と説明しました。官僚たちがここまで気を遣うのには、西村氏には“前科”があるからなのです」(政治部記者)西村氏は、名門・灘中高から東大、経産省の前身である通産省に入省、2003年に初当選を果たす。所属する清和会では“ホープ”として遇され、2009年には一部若手議員の声を集めて自民党総裁選にも出馬した経験もある“エリート政治家”だ。だが、昨年2月に『週刊文春』に「西村コロナ相150連勤パワハラで秘書官壊滅」と報じられたのだ。■経産省の事務方が作成したという『マニュアル』「1年間で秘書官3人が相次いで交代したことを報じたものでしたが、これに前後して政府や国会でも問題になっていました。西村氏の下で、新型コロナ対応を統括する内閣官房対策推進室で、職員計102人の残業時間が平均122時間、最長378時間だったことが判明していたのです。当時ともに閣僚を務めていた河野太郎氏は『相当ひどい数字。黒(ブラック)を通り越している』と批判。ほかの閣僚からも苦言を呈されて、西村さんは釈明に追われていました。じつは、安倍晋三元首相に抜擢されて2017年から2019年の間に官房副長官を務めていたときにも、“秘書官が疲れ切っている”と問題視され、当時の菅義偉官房長官に注意されたことがありました。西村氏自身は、経済政策や霞が関の官庁の内情にも理解が深く、とてもタフに働くという評判はよく聞きます。ただ、暇であることが許せないのか、とにかく働きまくる。だからこそ、周りがついていけなくなるのでしょう。菅氏が注意しても、なかなか直ることはありませんでした」(前出・政治部記者)自分に厳しく、人にも厳しいという西村氏の性格が仇となってしまったのか。“ストイックさ”は永田町では有名なのだという。「大学時代はボクシング部に所属し、なかなか強かったと聞いています。現在も身体を鍛え続けているそうです。50代でサーキットトレーニングをこなすほどですから、普段から鍛えていないとそんなことはできませんよね。大臣になってからは、トレーニングの時間が取りにくいそうで、議員宿舎の1階から最上階の28階まで階段で上がったり、こまめに筋トレをしているとか。公私ともに“ストイック”なので、西村さんに食らいついて働くということは大変なこと。今回の『マニュアル』の一件も、西村さんの生来の性格が招いてしまったことなのだと思います」(自民党衆院議員)霞が関で恐れられる西村氏の猛烈上司ぶり。持ち前の真面目さで、“ブラック”な環境を変えるために奔走してほしいものだがーー。
2022年09月07日2017年に初演し、完売となった大ヒット作『クレオパトラ』。Kバレエを率いる芸術監督・熊川哲也が演出・振付・台本を手掛けたオリジナルのグランド・バレエが、5年ぶりに大阪・フェスティバルホールに登場、新キャストでよみがえる。クレオパトラ役には熊川に「完璧なバレリーナの象徴」と言わしめた西宮市出身の日高世菜(※高ははしごだか)と、プリンシパルに昇格した大阪府出身の飯島望未がWキャストで出演。昨年末、Kバレエの『くるみ割り人形』でフェスティバルホールに初お目見えしたふたりだ。また今回は熊川がダンサーとしてジュリアス・シーザー役で出演、日高と踊るのも話題に。熊川は2014年の『カルメン』以来8年ぶりの関西登場となり、夜公演のチケットは既に完売。その熊川が来阪し、今作の誕生と魅力を語った。熊川哲也 Kバレエ カンパニー チケット情報エキゾチックな美しさと華やかさに満ちた舞台だ。斬新な造形美と空間使いの舞台装置、個性が際立つ洗練された衣裳、そしてデンマークの作曲家カール・ニールセンの音楽が見事にマッチし、クレオパトラは光り輝く女王のオーラを放つ。紀元前のエジプトとローマが舞台の物語はドラマチックでスリリング、熊川ならではの繊細かつダイナミックな振付で表現される。クレオパトラの激動の半生が圧倒的なスケールで描かれた全2幕8場、まさに大作だ。「全身全霊を賭けてゼロから作り上げた、壮大なスペクタクル作品です」と熊川は胸を張る。その始まりは、題材に「クレオパトラってどうですか?」と言ったスタッフの一言。そこに熊川のアンテナが反応した。「“クレオパトラ”はバレエの作品名として、これ以上ないインパクトがある」。そして「エジプトを題材にした作曲家をしらみつぶしに探して、たどりついたのがニールセンの『アラジン』。冒頭の曲と出会った瞬間、これだ!と」。創造力に火が付いた。「壁画を徹底的に見ました。そうするとだんだん動いているように見えてきたんです」。また、クレオパトラの造形は「ものすごく神々しさを備えた存在で、人間に思えない。だから神の化身の蛇にしようと」。ある時は蛇に変わり、クレオパトラにもなるクリーチャーだ。人間ではない役を演じるなら、と、もうひとりのクレオパトラに飯島をキャスティング。「並外れた演技力、表現力を持つ女優ダンサー」と高く評価し期待を込める。飯島は19年にシャネルビューティアンバサダーに就任、ファッション業界でも注目を集め若いファンも多い。今回の舞台は大きな節目となるだろう。全編が見どころの今作。「どこを切り取っても美しい作品。バレエは舞台上で繰り広げられる最高の景色だと思っています。いい景色をながめに来てください」。公演は10月26日(水)から30日(日)まで東京・Bunkamuraオーチャードホール、11月3日(木・祝)大阪・フェスティバルホール、11月7日(月)札幌・札幌文化芸術劇場hitaruにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年08月24日美容師&ヘアメイクを経て、今春までラストアイドルとして活動していた西村歩乃果さん。美容のプロならではの華麗なセルフアレンジを披露してくれました。西村歩乃果さんの「夏のセルフアレンジ」「キレイ系や甘めの服装の時によくしている、“くるりんぱ”をベースにしたハーフアップです。飾りでつけたクリップは、夏は涼しげなシェルやクリア素材、冬はゴールドなどのシンプルなデザインを選ぶことが多いかな。今日は服も含めて夏っぽい印象なので、このスタイルでBBQに行きたいですね」普段からメイクと同じくらい髪型も重視しており、アレンジをしていない姿は人に見られたくないそう。「髪に何もしていないと手抜きに見える気がして…。巻くだけでも気分が上がるから、私にとってヘアアレンジは可愛くなれる魔法みたいな存在なんです」美容の専門学生時代から、アレンジはもとより髪型自体も様々なスタイルに挑戦。その結果、王道のテイストが一番似合うという結論に至ったそう。「奇抜な髪の時は全然盛れてなかった(笑)。盛れるかどうかはメイクでも大事にしていて、茶色のライナーで目幅を足して顔の余白を消すのがコダワリ。メイクの研究をするのは好きで、最近はK‐POPグループ“ITZY”のユナちゃんを参考にすることも」How To Arrange1、髪を6~8等分し、内巻き&外巻きを交互に巻いていく。アイロンを縦にして根元から巻き、毛先は床と平行に。しっかり動きを出したいので、アイロンは細めの26mmが。2、パール2~3粒大のワックスを指先になじませ、揉み込むように髪全体に塗布する。アップにする部分の毛束を持ち上げて、内側の髪にも根元からつけるとまとまり感がアップ。3、耳上の毛束をとってゴムで結んだら、中央に指を通して隙間を作る。その隙間に押し込むように、外側から内側に向かって毛束をくぐらせる。顔まわりの毛束を少し残すと好バランス。4、ゴムの上にクリップをつけて隠す。くるりんぱした毛束を三つ編みにして細いゴムで結び、ゴムを隠すように髪を巻いてピンで留める。ゴールドピンで毛先をアシンメトリーに固定。Finish!仕上げに、頭頂部や両耳の上の毛束を細く引き出してニュアンスを。涼しげで華やかな夏のアレンジが完成!Use Thisカールアイロン 26mm イオニティ EH‐HT12¥4,400*編集部調べ(パナソニック TEL:0120・878・697)ニゼル フリックワックス80g¥1,760※美容室専売品(ミルボンお客様窓口 TEL:0120・658・894)Trendトレンドのクリップ。素材選びで印象チェンジ。上¥1,430下¥1,650(共にゴールディ TEL:0120・390・705)Honoka’s Beauty Rules1、角質ケアでつるんとした肌に。「洗顔後にヘラ型の超音波洗浄機で角質を取り除くのですが、こんなに汚れが取れるんだと毎回驚きます。クリニークのふき取り化粧水&週1のピーリングも実行中」2、YouTubeを見ながらトレーニング。「最近気に入っているのが、ネットで話題の“かまじいエクササイズ”。1セットやるだけで、翌日かなりスッキリします。愛犬との散歩でダッシュするのもいい運動に」3、食生活は無理しないのがモットー。「食が一番の楽しみなので、厳密なカロリー計算はやめました。食べすぎた翌日はセーブしたりお腹が減っていない時はサラダにしたりと、メリハリをつけています」にしむら・ほのか秋元康氏プロデュースのグループ「ラストアイドル」の活動を経て、タレントとして活躍。ゲーム配信が中心のYouTubeチャンネルも人気。美容師免許を持つ美容賢者でもある。ワンピース¥10,880(エピヌepine.am@gmail.com)ピアス¥1,650(ゴールディ)※『anan』2022年7月27日号より。写真・Nae. Jayスタイリスト・仮屋薗寛子取材、文・真島絵麻里
2022年07月24日夏真っ盛りだけど、美容業界では早くも秋新色がちらほら到着。限定品も多いので早めにチェックして、買い漏れを防いで。タレント・西村歩乃果さんが新商品をお試し!タレント・西村歩乃果さんが新商品をお試し!1、LUNASOLルナソルアイカラーレーション EX23甘美で誘惑的な果実がモチーフの限定アイパレット。物憂げなニュアンスを含んだオシャレなピンク系4色セット。ウェットからドライまで質感も異なり、抗い難い秋の眼差しが簡単に完成。「大好きなブランドのひとつ!しっとり大人っぽい雰囲気が素敵。ちょっとキレイめなファッションに合わせたい」。ルナソルアイカラーレーション EX23¥6,820 限定発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)2、L’OCCITANEヴァーベナ フローズンボディジェル夏のほてった体を瞬間冷却!-3.5°Cのひんやりボディジェル。塗った瞬間にひんやり!魔女が恋の媚薬に配合したという伝説も残るハーブ・ヴァーベナの甘くてフレッシュな香りにも包まれ、夏のボディケアが楽しみに。「爽やかな香りが続いて印象的。肌はうるおうのに表面はサラッとして心地いい」。ヴァーベナ フローズンボディジェル 150ml¥4,400 限定発売(ロクシタンジャポン TEL:0570・66・6940)3、DECORTEルージュデコルテ リキッド肌色も顔立ちも美しく格上げ!濃密発色の新リキッドルージュ。デューイな質感の10色と、マットで色移りしにくい5色が登場。12番は微細パールが輝くクリアピンク。17番は洗練されたマットブラウン。「使ったのは17番のブラウン系。マットなのに縦ジワが目立たず、保湿力も感じられてパサつかないことに驚き!」。ルージュデコルテ リキッド(上から12、17)各¥3,850(コスメデコルテ TEL:0120・763・325)4、IGNIS iOイグニスイオ モイスト ウォッシュ クレンズ洗顔にもクレンジングにも使える1本2役の温感オイルジェル。乾燥シーズンの肌が喜ぶ、銀座はちみつを配合。しっかりメイクはもちろん、毛穴汚れも優しくオフ。ダブル洗顔は不要。グリーンシトラスの香りも魅力。「とろとろのテクスチャーとほんのりとした温かさに包まれ、気持ちいい!使用後は肌がモチッ」。イグニスイオ モイスト ウォッシュ クレンズ 150ml¥2,420(イグニス TEL:0120・664・227)にしむら・ほのか秋元康氏プロデュースのグループ「ラストアイドル」の活動を経て、タレントとして活躍。ゲーム配信が中心のYouTubeチャンネルも人気。美容師免許を持つ美容賢者でもある。※『anan』2022年7月27日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・北川真澄
2022年07月23日公式ブログに投稿していた「世界各国美人図鑑」というコーナーが「盗撮では?」と問題視されている、自民党の西村康稔元新型コロナウイルス感染症対策担当大臣(59)。公式サイトで釈明したが、火に油を注ぐ事態となっている。公式サイトで「とっておきの1枚」と題し、’20年2月まで毎日のように写真を投稿するブログを更新していた西村元大臣。そのブログ内に「世界各国美人図鑑」というコーナーを設け、各国の女性たちの姿をアップしていた。例えば’09年7月23日には、バナナを食す女性の写真とともにこう投稿している。「フランクフルトで乗り換えて、ベルギーのブラッセルに向かうルフトハンザ航空の機内で。美人スチュワーデスさんが、バナナをほおばるのを目撃!?」ほかにもラオスの市場で眠っていたり、北京のショッピングモールのイベントに参加したり、記念撮影中だったりと様々な女性の姿を掲載。なかには、北海道で目撃したという女子大生の後ろ姿もあった。’17年8月の第189回まで連載されていた「世界各国美人図鑑」。本誌が6月1日、西村元大臣の国会事務所に撮影した意図や被写体となった女性に許可を得ていたか、肖像権侵害の見解について質問状を送ったところ、書面でこう返答があった。「ご指摘のホームページの記載については、2017年8月時点で更新を停止しておりましたが、削除することを失念しておりました。この間、不愉快な思いをされた方もおられたと思いますが、すべて削除しました。今後このようなことがないよう、細心の注意を払って参ります」そんななか6月3日、西村元大臣は公式サイトのブログに「ホームページに過去に掲載されていた写真について」というタイトルの記事を投稿した。そこで西村元大臣は「世界各国美人図鑑」というコーナー名を挙げていないものの「国内外を訪問した際に撮影した写真を掲載したことがありました。仕事で知り合った関係者などとの写真を掲載しています(当然承諾を得ています)が、一部、公の場所で素敵だなと思った風景や人物の写真も含まれていました」と説明。さらに、こう綴っている。「一般的に公の場所での撮影は、テレビ放送などでも特に画像処理をしていることは少ないと思いますが、不快な思いをされている人もいるとのご指摘もあったことから、削除いたしました。不愉快な思いをされた方には心からお詫び申し上げます」しかし、西村元大臣の釈明に異論の声が噴出している。そもそも西村元大臣は「世界各国美人図鑑」で自身が“美人”だと思う女性にフォーカスし、意図的に被写体としていたため「公の場の映り込みとは違う」との指摘が相次いでいるのだ。ネットでは、厳しい声がこう上がっている。《マスコミだってやってる!って言ってますが普通は腕章とか報道だとわかるように撮影しますよね。報道なら公益に沿うものでしょうし、バラエティでもモザイクをかけることは多々あるでしょう。西村さんはなにか公益を目的とした撮影だったんですか?同種のものだとは到底思えません》《風景の一部にたまたま映ったのはまだいいよ、意図的に人をメインに写してるんだろこの人は?背景の一部に映ったのとは話が違うだろ》《テレビ放送の映り込みと特定の人を意図を持って撮影するのは意味が違うでしょう……》
2022年06月04日昨年10月まで新型コロナウイルス感染症対策などを担当していた西村康稔元大臣(59)。公式サイトに投稿していた過去の写真が「盗撮では?」と物議を醸している。西村元大臣は公式サイトで「とっておきの1枚」と題し、’20年2月まで毎日のように写真を投稿するブログを更新していた。問題視されているのはブログ内にある「世界各国美人図鑑」というコーナーだ。例えば’09年7月23日には、バナナを食す女性の写真とともにこう投稿している。「フランクフルトで乗り換えて、ベルギーのブラッセルに向かうルフトハンザ航空の機内で。美人スチュワーデスさんが、バナナをほおばるのを目撃!?」また’10年9月17日には「ラオスの市場で昼寝中の美人(?!)」といい、市場で眠る女性の写真をアップ。そこには「周囲の了解を取って撮らせて頂きました。就寝中にごめんなさい!!」とも綴られている。ほかにも北京のショッピングモールで見かけた女性や接客中の女性、記念撮影中の女性の姿も掲載されている。そして、これらの写真は遠くから撮影したものが何点かある上に、全ての女性の顔にボカシなどの修正はない。北海道で目撃したという女子大生の後ろ姿もアップされている「世界各国美人図鑑」。’17年8月の第189回で連載はストップしている。しかし先月末から突然注目を集めることとなり、Twitterには「盗撮では?」「気持ち悪い」といった声がこう上がっている。《自分のHPに女性の写真載せて「美人図鑑」とかやってる←これだけで女性蔑視。写真に写っている人たちにHP掲載の許可を受けて載せているのでしょうか。隠し撮りみたいなものもあるし》《許可なく勝手に撮って勝手にHPにUPしてるんですか?これとっておきの一枚ってなんだよ》《ミスコン参加者とのツーショットどころか、見ず知らずの一般市民を勝手に撮影して載せてる。この人、自民党の現職議員だよね?信じられないモラルの欠如。気持ち悪い》他者を許可なく撮影し、みだりに公開することは肖像権侵害の可能性がある。そこで本誌は、西村元大臣の国会事務所に6月1日、撮影した意図や被写体となった女性に許可を得ていたか、肖像権侵害の見解について質問状を送った。すると、書面でこう返答が。「ご指摘のホームページの記載については、2017年8月時点で更新を停止しておりましたが、削除することを失念しておりました。この間、不愉快な思いをされた方もおられたと思いますが、すべて削除しました。今後このようなことがないよう、細心の注意を払って参ります」2日12時に確認をすると問題視されていたものだけでなく、「世界各国美人図鑑」全ての投稿が削除されていた。しかし、削除しただけでなかったことになるのだろうか?
2022年06月02日名だたる古典バレエを自身のプロダクションとして生まれ変わらせてきた熊川哲也が、2017年、原作も音楽も存在しない全幕作品に挑み、熊川哲也の最高傑作と名高い「クレオパトラ」。この度、またとない最高のキャスティングで4年ぶりに上演いたします。このほど、タイトルロールの一人である日高世菜(※2)の公演ビジュアルとスポットが解禁となりました(※1)。また3年半ぶりの全幕出演であり、ジュリアス・シーザー役で本作に初登場となる熊川哲也からのメッセージも併せてお届けいたします。(※1)詳細URL: (※2)「高」は、はしごだか。メインビジュアル (C)Toru Hiraiwa絶世の美女の代名詞でありながらいまだ多くの謎に包まれているクレオパトラを、熊川が壮大な史実を紐解きオリジナルのストーリーを構築、全2幕にわたるグランド・バレエに仕立てました。作品の成功を大きく左右する音楽にはカール・ニールセンの楽曲を使用。舞台美術デザインにはメトロポリタン歌劇場やミラノ・スカラ座など世界の一流オペラ劇場の舞台を手がけるダニエル・オストリング。現代的感性が光る前田文子の衣裳。そして、クラシック・バレエの既成概念を大胆な創意で押し広げた熊川の振付。これらすべてが完璧なる融合を果たした、振付家・熊川哲也の最高傑作がこの「クレオパトラ」なのです。■熊川哲也、出演決定!今回の公演では、ジュリアス・シーザー役で熊川哲也の出演も決定し大きな話題に。ギリシャ・ローマの歴史を決定的に変えた政治家であり軍人という役所のシーザーは、クレオパトラの激動の人生におけるキー パーソン。圧巻の存在感を必要とされる役だけに、期待は尽きません。熊川哲也 (C)Toru Hiraiwa<ジュリアス・シーザー役にて初登場!芸術監督/熊川哲也コメント>「クレオパトラ」は、原作も音楽も存在しないところから産み出した、まさに“創作の真骨頂”ともいえる作品であり、私自身にとっても非常に特別なものです。ニールセンの音楽に出会い、演出が降ってきた瞬間から、極めて完璧に近い領域に到達したと感じ得た初日の舞台まで、この作品が誕生するまでの一刻一刻は、非常に満ち足りた時間でした。3度目の上演となる今回は、初演の奇跡を蘇らせてくれるであろう浅川紫織に加え、第二世代ともいえるキャストが揃います。容姿はもとより、バレエの形式美を超えて、各々のありのままの姿が顕になるこのタイトルロールを、彼女たちがいかに創り上げるか、ご期待ください。初演の2017年から5年の時が過ぎ、その間に私も節目を迎える歳となりました。「五十にして天命を知る」といわれますが、有限たる時において自らがすべきこととは何か――。自身の若い頃を振り返ると、ヌレエフと同じバーを握って稽古した日や、当時のスターと一緒に舞台に立った経験は、かけがえのない光景として脳裏に刻まれています。それを思うと、伸び盛りの若手と自分が舞台上で同じ空気を吸うことは、私が思う以上に彼らにとって意味あることであり、バレエに生かされた者として今なすべきことのひとつが“継承”であるという想いから、今回の出演を決断いたしました。この機会を後進のため、存分に生かしたいと思います。熊川哲也 Tetsuya Kumakawa ~芸術監督 Artistic Director of K-BALLET COMPANY~北海道生まれ。1987年、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。89年、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞受賞。同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団。91年、史上最年少でソリスト、93年にプリンシパル昇格。99年、K-BALLET COMPANY設立。芸術監督として団を率いるほか、演出・振付家としても才能を発揮し、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」など全幕古典作品の演出・再振付や、完全オリジナル全幕作品「クレオパトラ」「蝶々夫人」などの新作を数多く上演。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2013年、紫綬褒章受章。■クレオパトラ役 ~Kバレエのプリンシパルたち~日高世菜Kバレエ初のプリンシパル入団を果たし熊川に「完璧バレリーナの象徴」と言わしめる日高世菜 Sena Hidaka兵庫県生まれ。2008年同年ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーに留学。11年ルーマニア国立バレエ団に入団、14年プリンシパルに昇格。16年アメリカのタルサバレエに移籍、19年プリンシパルに昇格。数々の作品で主演を踊る。21年1月、Kバレエカンパニー初のプリンシパル入団を果たす。飯島望未容姿に反し、強靭な身体の能力が生む野性的な魅力を持つ飯島望未 Nozomi Iijima大阪府生まれ。2008年ヒューストン・バレエに当時最年少の16歳で入団。19年3月、同団のプリンシパルに昇格。21年に帰国し5月にKバレエカンパニー『ドン・キホーテ』にゲストで主演。同年8月プリンシパル・ソリストとして入団。22年3月プリンシパルに昇格。19年、シャネルビューティアンバサダーに就任。浅川紫織初演当時からのキャストとしてこの役の真髄を知り尽くす浅川紫織 Shiori Asakawa長野県生まれ。2001年イングリッシュ・ナショナル・バレエスクールに留学。03年4月、Kバレエカンパニーに入団。2008年12月プリンシパル・ソリスト、14年1月プリンシパルに昇格。18年股関節の深刻な怪我により引退するが、手術が成功し本年6月「カルメン」で4年振りの全幕復帰を予定。■~STORY~紀元前1世紀のエジプト。クレオパトラは父王亡き後、弟のプトレマイオス13世と結婚、共同で王位に就いていた。実権を握っているのはクレオパトラだが、プトレマイオスを擁立する官僚たちにより王朝は二派に分裂、熾烈な権力争いが起こっている。そんな折、ローマではジュリアス・シーザーとポンペイウスの間で内戦が起こり、シーザーが勝利する。弟一派により王座を奪われたクレオパトラは、ローマきっての実力者たるシーザーを味方につけようと画策。その美しさは瞬く間にシーザーの心を奪い、二人は恋に落ちる。一方、シーザーの暗殺を企てたプトレマイオス一派は亡き者にされる。再び王位を手中に収めたクレオパトラは、今や名実共にローマの最高権力者となったシーザーとの間に子をもうけ、まさに幸福の絶頂にある。だが、その幸せは長くは続かなかった。腹心ブルータスらによってシーザーが暗殺されたのだ。遺言により後継者に指名されていたオクタヴィアヌスは、シーザー直属の部下であったアントニウスの存在を警戒し、同盟を強固にするため、妹オクタヴィアと結婚させる。だが、クレオパトラに想いを寄せていたアントニウスは彼女を忘れられずエジプトへと向かう。クレオパトラはアントニウスの愛を受け入れ、ひととき平穏な日々が訪れる。だが、オクタヴィアヌス率いるローマの軍勢がエジプトへと攻め入り……そして、激動の人生を生き抜いたクレオパトラに、最期の時が訪れる――。(C)Hidemi Seto(C)Hidemi Seto(C)Hidemi Seto■熊川哲也 Kバレエカンパニー Autumn Tour 2022 『クレオパトラ』 公演概要【日時】2022年10月26日(水)~30日(日)【会場】Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】※6/18(土)10:00~ 一般発売開始!!★10/26(水)18:00、10/28(金)14:00、10/29(土)17:30S席¥17,500/A席¥13,000/B席¥10,000/C席¥8,000 A親子席¥17,500学生券¥5,500☆10/27(木)14:00、10/29(土)13:00、10/30(日)13:00S席¥15,000/A席¥11,000/B席¥8,000/C席¥6,000 A親子席¥15,000学生券¥3,500※A親子席 大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券 中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、他【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999/ 公式WEBサイト: Instagram : @k_ballet_company_officialTwitter : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月01日『西村尚也ヴァイオリン・リサイタル』が2022年8月9日(火)にムジカーザ(東京都渋谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて5月17日(火)より発売開始です。カンフェティで5月17日(火)10:00よりチケット発売 西村尚也Naoya Nishimura1985年名古屋生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高校卒業、同大学入学後、渡独。文化庁の奨学金を受け、マンハイム音楽大学を最優秀の成績で卒業。さらに同大学ソリスト科修了。2001年イフラー・ニーマン国際ヴァイオリンコンクール(独)でジュニア部門第1位を受賞。F.ルイジ指揮のPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル/札幌)オーケストラほか、学生時代よりコンサートマスターとしての経験を積む。2007年にはバイエルン放送響のアカデミー生として同団の演奏に参加。2010年にはサイトウ・キネン・オーケストラに最年少で参加。ドイツ各地のオーケストラでコンサートマスターを歴任し、現在マインツ・フィルハーモニー管の第1コンサートマスター。ほかマンハイム、フランクフルト、ハンブルクの各国立歌劇場にも客演コンサートマスターとして招かれている。ソリストとしてもバーデン・バーデ ン・フィルやハンブルク響、名古屋室内管などと共演。ドイツの新聞各紙で「この若さとは信じられない円熟」などと高い評価を受けている。沼沢淑音 Yoshito Numasawa桐朋学園大学ソリスト・ディプロマを経て公益財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生として2015年にモスクワ音楽院を卒業。ケルン国際音楽コンクール入賞、シュニトケ国際コンクール優勝、ポッツォーリ国際ピアノコンクールで優勝。また浜松国際ピアノコンクールに参加し「ネルセシアン賞」「アルゲリッチ芸術振興財団賞」を受賞しマルタ・アルゲリッチ氏より別府アルゲリッチ音楽祭に招待され演奏する。山田和樹、外山雄三、沼尻竜典、アナトリー・レービン、ミヒャエル・ザンデルリング指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢、仙台フィルハーモニー管弦楽団、ケルン放送管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。また室内楽にも積極的に取り組み、2010年、崎谷直人、新倉瞳両氏とのピアノ・トリオのCDが発売され、レコード芸術誌に掲載される。NHK-FM「名曲リサイタル」に出演。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭等、日本国内各地はじめスペインやイタリア、ドイツ、ロシア、ベラルーシ、中国等の音楽祭に出演。これまでに杉安礼子、故ウラジーミル・竹の内、佐藤辰夫、辻井雅子、広瀬康、野島稔、ミハイル・カンディンスキー、エリソ・ヴィルサラーゼの各氏に師事。2017年4月より桐朋学園非常勤講師。公演概要『西村尚也ヴァイオリン・リサイタル』公演日:2022年8月9日(火)会場:ムジカーザ(東京都渋谷区西原3-33-1)■出演者ヴァイオリン:西村尚也ピアノ:沼沢淑音■タイムテーブル開場18:00/開演18:45終演予定20:30■チケット料金一般4,000円学生2,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月17日