2016年3月23日 12:00
テクトロ、IoTにおける課題を解決するリアルタイムスペアナ2製品を発表
、RSA600が89万8000円~128万円(税抜き)とRSA306よりは高い。ただ、同社によれば同等の性能・機能の他社製品と比べるとRSA500は20%以上、RSA600は約30%低価格だという。
RSA500とRSA600は、スペックは同じだがアプリケーションが異なる。RSA500はフィールドでの電波管理や干渉波調査での利用を想定。ベンチトップ型スペアナと同等の性能を備えるとともに、同一チャネルに出る妨害波まで発見可能なDPX表示、妨害波発信源の探索を効率化するマッピング機能などを備える。また、RSA500をバッグに入れて軽量なタブレットのみを手に持つスタイルが実現するため、腕の負担を軽減することができるとしている。一方のRSA600は実験室でのRFテストを想定。IoTで使われる最新の無線規格をサポートし、Bluetooth LE、WLAN認証試験前の事前テストや高度なEMIテストを行うことが可能だ。
RSA306B型は上述の通りRSA306のバージョンアップ製品で、スプリアス性能、振幅確度が向上するなどしている。価格は49万8000円(税抜き)。
また、無償のSignalVu-PC ソフトウェアもアップデートされる。