2016年3月25日 10:44
2015年のPCサーバ市場、クラウド化の影響で台数減も、金額での成長は顕著に
ITのリアルタイム利用やビックデータ利用のため大量のデータ処理の高速化やリアルタイム化が求められており、フラッシュ・メモリやI/O高速化といった分野での需要拡大が単価押し上げの要因だと同社は見ている。
2016年の市場はIoTやAI、ビッグデータといった今後のICTを牽引する新技術の適用が活発になり、ますますクラウド化への対応が進むと同社は見る。サーバは仮想化基盤としての利用が広がり高性能化が進むことから、台数は1.4%増の49万7,900台、金額は7.9%増の2,800億円になると同社は見込んでいる。
マイナンバー対応については、政府官公庁系基盤はオンプレミスを主体とするプライベートクラウド環境だが、民間企業ではパブリック型クラウドの利用も進んでいるという。IT利用がいっそう進む状況において、サーバベンダーに加えてユーザにおいてもセキュリティ強化などITガバナンスの強化が急務となっており、ベンダー側には製品の提供や保守以外に、運用やガバナンス、ポリシー策定支援など、より上位のユーザ支援が求められていると同社はいう。
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