くらし情報『Adobe 、クロスデバイスのユーザー認識ネットワーク「Co-op」を発表』

2016年3月25日 11:05

Adobe 、クロスデバイスのユーザー認識ネットワーク「Co-op」を発表

現在は、IPアドレスとCookieで、A氏が利用している“デバイス”を把握し、沖縄旅行に関連するコンテンツ(広告)を供給し続けるのが一般的だ。この場合、「航空券を購入した」「ホテルは予約済み」という情報は、A氏が利用しているスマートフォンには共有されていない。そのため、パソコンからホテルを予約したにもかかわらず、スマートフォンにはホテルの広告が表示され続けることになる。Adobe関係者は、「ユーザーは自分に必要のないコンテンツを提示されると不快に感じる」と指摘する。実際、こうしたケースでは、プロモーションの目的でアプローチしても、企業のブランドイメージを低下させる結果になっているケースは多い。

一方、Co-opの会員企業であれば、A氏が航空券し、ホテルを予約した段階で、その情報はスマートフォン側にも共有される。具体的な仕組みとしては、Co-op会員企業は、消費者の個人情報を隠すために、アドビに暗号化およびハッシュ化されたログインIDとHTTPヘッダデータへアクセスさせる。アドビは、このデータを処理して、非特定の個人が使用するデバイスのグループ(デバイスクラスタ)を作成する。
次に、アドビが、デバイスのグループを明示する。

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