くらし情報『ぬいぐるみを抱きしめるとスタンプを送信 - au未来研究所が「Comi Kuma」を発表』

2016年3月29日 20:11

ぬいぐるみを抱きしめるとスタンプを送信 - au未来研究所が「Comi Kuma」を発表

ちなみに昨年は、第1弾として足音で遊べるキッズシューズ「FUMM」(フーム)を発表している。前回のFUMMは親子のコミュニケーションを楽しくするツールだった。今回のComi Kumaがターゲットにしている層は「祖父母と孫」だという。

今後、盛り上がりが期待されるIoT市場。しかし塚本氏は「単に同じようなサービスを出したのでは、容易には差別化できない時代になる。まだ高齢者や障害者に向けたウェアラブルデバイスは未開拓で、我々が開発していく価値がある」と指摘する。Comi Kumaのような製品を提供することで、若年層、高齢者といったスマートフォンを利用していない世代にも楽しさを伝えられる。やがては、それがスマートフォンの浸透率を上げていくことにも繋がる、という考えだ。


●秋田県の五城目町で実証実験
○元気な町づくりに

au未来研究所では、Comi Kumaの実証実験を秋田県南秋田郡五城目町にて実施した。高齢化が問題となっている人口9,500人の同町において、Comi Kumaはどのような効果をもたらしたのだろうか。ゲストとして登壇した、五城目町 役場課長の澤田石清樹氏が解説した。

澤田石氏によれば、町の高齢者にComi Kumaを使ってもらったところ、孫との間にコミュニケーションが生まれ、お互い電話する回数が増えるなどしたという。

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