2022年6月7日 10:33
磯村勇斗、初主演映画のお披露目「今まで以上に感極まって…」過酷な撮影に欲望を捨てる
と目を輝かせる。
「中学・高校の頃から山本先生の作品が好きで、『ビリーバーズ』も連載中から読んでいて、いつか(映画か)できたらと思っていた」という城定監督は主人公のオペレーター役を磯村が演じたことについて「磯村さんにやってもらえてよかった! ということに尽きます。誰にやってもらうか? という部分で企画が止まっていた時期が長くて、磯村さんにオファーして『これで決まらなかったら、今年もできないね』と話していたので、やってくれると連絡が来た時は嬉しかったです」と振り返る。
かなり過酷な撮影だったという本作だが、磯村は「(設定が)無人島で暮らしているということなので、説得力を持たせたいと思って、ごはんを我慢したり、欲望を捨てて臨んでいました。現場でロケ弁当が出るんですけど、みんなで『ダメだよ』『耐えなきゃ』と言いながら、一生懸命耐えて“修行”していました。それ自体が役作りのようで、そういうところから自然に無理せずオペレーター役に向き合えたのかなと思います。みなさんのおかげです」と北村、宇野への感謝を口にする。
北村は「どうしてもお腹すいた……という時、磯村さんが『ナッツなら差し入れしてあげるよ』と差し入れしてくれたんです」