縦横無尽なデータ分析が新たな発見を導き出す - QlikViewセミナーレポート
について、新たな分析を開始できる。また中東の営業担当者を特定し、データに裏打ちされた情報をもって、ヒアリングや議論を展開できる。
このように、選択された項目に関連するデータと関連しないデータを「連想」して表示する、これが「連想技術」である。
分析するたびに、新たな疑問や発見、仮説が生まれ、それを検証するために新たな分析を行う。この手順を繰り返すことで、より効果的な意思決定が実現できる。
○新しいデータを加えて分析することで攻めの戦略へ
外部データを自社の売上や顧客データに加えて分析することで、新しい気付きが得られ、攻めの戦略を立てられることもある。「QlikView」では前述した通り、データをQlikViewに取り込むと、自動的に既存データと連携してくれるので、簡単に多角的な分析ができるようになる。図2は、競合の売上データと、「業界ニュース」のリストを読み込み連携させたサンプルである。
分析はメモリーに格納された明細レベルのデータを用いて行う。元のデータソースからは切り離され、全明細がメモリー上だけで高速処理されるため、データ改変を気にする必要がない上、圧倒的なスピードで分析できる。