くらし情報『阿部寛、苦難の若手時代を経てたどり着いた今 60代への期待も「役の幅が広がっていったら面白い」』

2022年9月14日 18:00

阿部寛、苦難の若手時代を経てたどり着いた今 60代への期待も「役の幅が広がっていったら面白い」

7月に開催された「ニューヨーク・アジアン映画祭」では、アジアで最も活躍する俳優に贈られる「スター・アジア賞」を日本人として初めて受賞するなど、その勢いは増すばかり。そんな阿部にとって20代、30代は挫折を味わい、もがいていた時期だと振り返る。

「モデルとして人気が出て、映画に大抜てきをしてもらったことで俳優の世界に入って。当然、実力がなかったので、すぐに落ちていった」と苦笑い。「下積みもしていないから、そうなった時にどうしたらいいかわからない。さらにセリフがなくても済むような、見た目だけを求められているような役しかもらえない。すごくつらかったですね。『役の幅を広げたい』と思っても、自分でできなければ、いろいろ様々な役をいただけるわけがないし。
そういった時期が7年くらい続いた」という中、阿部は30歳を目前にしたタイミングで、つかこうへいの舞台『熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン』に主演した。阿部は「ようやくチャンスをいただけた時には、いろいろな習い事をしたり、積み重ねてきたものをふんだんに出し、何でもやれるということを見せていった。一つのチャンスというものが、どれだけ大事かということを実感していたから」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.