真山仁「ハゲタカを超えた!」- 玉木宏主演『巨悪は眠らせない』を絶賛
と、思わずインターフォンで叫んでしまっていたそうだ。田淵氏は「玉木さんと草笛光子さん、相武紗季さんと仲代達矢さん、そして玉木さんと仲代さんの3つの対決が、本当に目が離せないくらいの緊迫したシーンになっています」と見どころを紹介した。
真山氏は、自身の作品がよく映像化困難と言われる中で、『売国』はその中でも難易度が相当高い作品だと思っていたそうで、今回のドラマの話を聞いて「冗談でしょ?」と思ったそう。日本の歴史の底流にある悪、宇宙開発というスケールの大きいテーマ、東京地検特捜部という秘密主義の組織を描くことを"三重苦"と表現し、それをテレビ局で映像化することに、「気持ちはありがたいけど、きっとできないだろうなと思いました」と正直な心境を振り返った。
主演の玉木も「テーマとしては難しい作品」と印象を語りながら、「言いたいことが言えなくなっている世の中になってると思うんです」とした上で、今作が「今の時代に合っていると思いました」と感想。玉木と対峙(たいじ)する"永田町のドン"と呼ばれる大物政治家役を演じる仲代達矢も「ある意味ではタイムリーな作品」と同調した。
なお、真山氏は今作に、裁判官役として出演。