戸田恵梨香&永野芽郁、「理解できない役」どうする? “能力勝負”と挑んだ映画『母性』
永野:(笑)
戸田:楽しくやれて。芽郁ちゃんは関西人ですか? というギャグのセンスもお持ちなので。
永野:そうですか!?
戸田:年の差を全く感じさせない存在です。芸能界にも長くいるわけじゃないですか。だから、たくさんの苦労やしんどいことも知っているはずなのに、いつも笑顔でいるから、そこがまたすごいなと思っているところです。現場をいい雰囲気に保ってくれるので、頼りにしています。私は大変な時に真顔になってしまうタイプなので……(笑)
永野:いらっしゃると絶対的に大丈夫と思える方で、頼もしさしか感じていないです。お芝居だけでなく、たたずまいも本当にパワフルですし、周りのこともすごく見ていて、さっと支えてくださる方なので、私はずっとくっついていました。
戸田:半年間ずっと一緒にいたから、一緒にいるのが当たり前みたいな(笑)
永野:すごく大変な役どころではあったと思うんですけど、戸田さんが一緒に乗り越えてくださったので、大先輩でありますけど、「ずっといて! 離れないで~!」と思っちゃいます。
戸田:(笑)
○■掴みきれないまま撮影が終わった
――今回お二方ともかなり難しい役で、しかもそこまで歳が変わらないのに母娘としての出演になりましたが、オファーを受けた時の心境はいかがでしたか?
戸田:脚本を読んで「私がルミ子なんですか!?」