市村正親、胃がん乗り越え「かなりイケてた」- 24年間の苦労振り返る
俳優の市村正親が19日、ミュージカル『ミス・サイゴン』の初日特別カーテンコールに登場した。
同作は1992年に初演をむかえて以来、日本での通算上演回数は1368回を重ねる。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。市村は初演から25年間エンジニアを務め続けたが、2014年の公演では初期の胃がんが発覚し、降板が決定。2年ぶりの登場となり、同作に出るのは今回が最後となる。
市村は「2年前に胃がんで降板させていただきました。そのときに本当にたくさんの応援メッセージをいただきました」と振り返る。「そのメッセージのおかげで、再び『ミス・サイゴン』をやろうということになり、復活することができました。
応援してくださった皆様に心から感謝します」と頭を下げた。そして市村は「今日やってみて、かなりイケてたんじゃないかな」とニヤリ。大きな拍手が巻き起こった。
また、サプライズで初演時のメンバーが集結。入絵加奈子、岸田敏志、安崎求、園岡新太郎が花を渡すと、感慨深い様子で抱き合っていた。市村は「ここまで来るの、けっこう大変だったんだよ。まあ、俺にとっては大したことないんだけどね」とジョークを飛ばしながらも、24年間の苦労をにじませた。
最後に市村は、全キャスト&観客と劇中歌「アメリカン・ドリーム」を熱唱した。
笹本玲奈、上野哲也、上原理生、知念里奈、藤岡正明、池谷祐子、前田武蔵(子役)ら初日キャストとアンサンブルキャストがともにステージを盛り上げた。
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