くらし情報『長崎県「レモンステーキ」の爽やかさは別格!? 食べ方にも一興ありとか』

長崎県「レモンステーキ」の爽やかさは別格!? 食べ方にも一興ありとか

デビューと同時にレモンステーキの魅力は、地域の人々によってジワジワと口コミで広がり、次第に評判となっていく。東島洋さんは昭和61年(1986)に独立して、「時代屋」をオープンした。兄弟お2人の母体であった「レストラン門」の弟子たちも、それぞれに独立してレモンステーキを提供し始めたそうだ。

つまり、弟子たちの独立とともにレモンステーキは一挙に拡散!佐世保の名物に数えられるほどに急成長していったのだ。今も元祖の味を伝える「時代屋」ではスープ、ライス、サラダつきで1,300円という価格で展開をしている。他店に比べて安価であるこのプライスも「時代屋」人気の理由のひとつだ。

肝心のレモンステーキの最後の食べ方。ぶっかけご飯ならぬ、鉄板に白ご飯を投入してソースと混ぜて食べるスタイルについて、「普通の洋食じゃあ、これはやっちゃいけないというか、あまりキレイな食べ方じゃないですよね?」そう筆者がつっこむと、寿明さんは笑顔でこう答えてくれた。


「アハハ。そうです。普通きちんとした洋食屋だったらオススメしない食べ方ですよね!でもそこが時代屋流です。肉のうまみ、ソースのうまみを最後までお客様には楽しんでほしい。

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