長崎県「レモンステーキ」の爽やかさは別格!? 食べ方にも一興ありとか
ナイフフォークで礼儀正しくという食べ方もいいですが、日本人らしくお箸を使って真っ白いごはんをドカッと乗せて最後にフィニッシュ!そう食べ終えるのも、満腹感があっていいんじゃないかと」。
「ほんとおいしいんですよ、だからメニューにもオススメのスタイルって載せているのです」と、寿明さんはほほえむ。“日本人のお客さんに喜んでもらいたい”、そんな洋食屋シェフ兄弟の願いから生まれ、次々に新しい要素を取り込んで、佐世保のレモンステーキは進化しているのである。
●information
下町の洋食時代屋
佐世保市 吉福町172-1
また、現在、佐世保エリアでは数多くの洋食屋がレモンステーキを筆頭メニューに挙げている。なかでも地元で人気の店舗を最後に2つ、紹介したい。
まずは「れすとらん門」。昭和30年(1955)に創業した佐世保を代表する洋食の名門店であり、昔も今も変わらないスタイルでハイクオリティな肉料理を提供している。ソースもまさに名店の味。
食べる直前にぎゅっとレモンを搾ってくれるのもうれしい。
料金はランチ2,835円(サラダ、スープ、デザート、コーヒー付き)と少し高めだ。それもそのはず、この店のレモンステーキは、厳選された高級な黒毛和牛を使用している。