エミレーツには450人の日本人CAが活躍! エミレーツのCAになるには?
その人物の中にはムスリムもいればクリスチャンもいます。私はその試験において、世界的なバックグラウンドを理解しているか、また、考察力・順応力が備わっているかを見られているように感じました。いろいろな国籍の方と接する企業だからこそ、求められる力ではないでしょうか」。
CAはまず、エコノミークラスの乗務から始まり、試験を経て、ビジネスクラス、ファーストクラス、シニアフライトスチュワーデス(スチュワード)、パーサーとキャリアを積んでいく。パーサーになるには短くて5年、平均で7年かかる。また、同社ではCA枠として募集を行っているが、大西さんのようにCAの経験を生かして商品開発部などほかの部署に移動する人もいる。実際、大西さんは志願して商品開発部に移られたようで、現場での要望を知っていることが、今の業務の中で大切なことだそうだ。
○福利厚生でラクダ乗り!?
同社では月に1回程度、全社員を対象としたアクティビティーを会社の支援で行っており、サッカーやバレー、オーケストラなどの部活動も盛んだという。
また、一芸を競い合う大会もあるそうだ。
「アクティビティーは日帰りですが、アイススケートやラクダ乗りなど、いろいろな企画があります。