2023年2月21日 07:00
有村架純、自分の幸せを再確認「私生活は刺激のない生活がいい」 30代は心の声を大切に
1カ月や3カ月は同じ気持ちで向かうけど、いつまでもそこにとどまっていると次に進めないので、一生懸命頑張って、終わったら『さようなら!』って切り離していかないと自分自身ももたなくなるので」
ちひろの言葉は名言の宝庫で、生きるヒントが詰まっているが、有村は「みんなで食べるご飯もおいしいけど、1人で食べてもおいしいものはおいしい」というセリフがとても印象に残っているという。
「1人は寂しいというネガティブな印象がありますが、全然そんなことなくて、孤独を愛する人は世の中にたくさんいるし、1人でいるほうが楽だと思うなら、それはその人の幸せな道だし、そういう1人でいることへの許容を一つのセリフですごく感じました」
有村自身、孤独は何も悪いことではなく、孤独に生きる幸せもあると考えている。
「自分が大事にしたいものを自分の中で秘密にして楽しんだり、孤独に生きることも幸せなことだし、人間が100%分かり合えることは絶対ないと思っていて、友達や家族でも知らないことはいっぱいある。だから、その距離感が楽しかったり、何を考えているのだろうと想像したり、人と人が向き合うことでいろんなことを学習していき、その根本にあるのは孤独なのかなと思います」