2023年3月14日 18:00
ライバーで女優の漆畑瑠菜、二つの活動を両立するスタンス「自分に向いている」
普通に音程をとって綺麗には歌えていると思うんですけど、稽古では「もっと感情を意識してほしい」と言われます。
――今回演じる役柄は男性役ということもあって、歌唱シーン以外の部分のお芝居もより難しそうです……。
稽古に入ってから2週間くらい経つんですけど、結構苦戦していて……。輝人は17歳のヤンチャな男の子なので、私とは全部が正反対。しかも、食べるものにも苦労するようなスラム街で育ったという設定なので、輝人が育った環境がどんなところなのかをまず知ろうと思って、スラム街について自分で調べてみたりもしたのですが、まだ彼の気持ちになり切れていないなと自分でも感じます。まだ、歩き方や座り方も女性っぽくなってしまっているので、そうした部分も本番までに作り込みたいです。
――まだまだ稽古でこれから追い込んでいく期間ですもんね(取材は3月上旬)。舞台出演は今回で3作目になりますが、手応えはいかがでしょうか?
これまでは登場シーンが少ない役柄ではあったんですけど、結構できているなという手ごたえがあって、周りからも褒めていただけていたんです。
でも、今回主演を任せていただいて、全く違うなと。1作目、2作目と経験を積んで、ちょっとずつ自信をつけていたつもりだったんですけど、今までのような手応えが全然なくて。