2017年3月3日 10:30
橋本環奈、泣きながら苦手を克服し新たな引き出しを持つ女優に - 監督は語る
映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、橋本環奈(18)だ。2013年に撮影された1枚の写真から瞬く間に全国に名を響かせ、数々のCMやテレビ番組に出演するようになる。
映画作品では、大ヒット作『暗殺教室』(15)、『暗殺教室~卒業編~』(16)に出演したほか、『セーラー服と機関銃-卒業-』(16)で初主演を飾り、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞に選出され、2017年は『銀魂』公開も控える。この度公開される映画『ハルチカ』(3月4日公開)では、吹奏楽部を復活させるために奔走する勝気な高校生・穂村千夏(チカ)を演じる。
○橋本環奈の印象
環奈ちゃんは、コロコロコロコロ表情が変わって、もともと持っている部分がすごくチカに近かったと思います。本当に元気で活発で明るい女優さんです。彼女自身も、今回演じてもらったチカと同じようにすごく負けず嫌いなんですよね。
自分がフルートをうまく吹けないことのもどかしさや、ハルタに負荷をかけてしまっていたということで、感情を露わにして走ったり泣いたりするシーンがありましたが、自分の弱いところを出すというのは、なかなか苦手だったみたいです。