2023年5月25日 19:00
広末涼子、キャリアの変化で感じる責任 約20年ぶり共演の岡田准一には「大きくなって…」
職業病かもしれないんですけど、お芝居をしていると物語の中で非日常的な出来事が起こるので、自分の生活でも心配症になってしまうところがあります。周りのママが気にしていないようなことも、気になってしまったり。例えば、芝居ではしょっちゅう「死」を経験していて。でも、だからこそ生きていることのありがたみや日常の幸福感に対して、余計敏感になれるのかもしれません。今回演じた美沙子も、警官の妻だからこそ、夫に危険が迫ることも実感しているだろうし、非日常の中で生きているという点では、似ている部分があるのかなと思いながら演じていました。
――物語で体感しているからこそということですね。職業病というお話もありましたが、いつもお仕事で心掛けていることはありますか?
常に全力投球。手は抜かない、努力は怠らない。
そこは絶対に心がけています。やっぱり自分がなりたくてなった女優という職業に就いて、小さい頃から夢だったステージに立たせてもらってる以上、最善の形で自分を送り出したいし、作品の力になるような素材でありたくて、できる限りのことはしたいという気持ちで挑んできました。
もちろん自分が納得いかなかったこともあるし、反省したこともあるけど、全力でやったら、「できなかった」