2023年7月19日 07:00
山下智久、コロナ禍で改めて感じた音楽の力 5年ぶり有観客ライブで「みんなの情熱をぶつけてくれたらうれしい」
僕自身5年後、10年後の自分を常に思い浮かべながら行動しているのですが、応援してくださっている方やアルバムを聴いてくださった方が未来の明るいビジョンを描ける手助けになるような音楽を届けられたらという思いで制作しました」
山下が作詞を手掛けたリード曲「Sweet Vision」も、明るい未来を描いていきたいと感じさせる楽曲に。
「僕の理想を込めつつ、リアルも混ぜつつ、なるべく強く希望を抱ける自分でいたいという気持ちがあります。そして、未来が変わると過去が変わると思っているので、常に前に進んでいく力は忘れたくないという思いも込めています」
そして、「自分が心地いいと思う音楽」を作って届けたいという思いが強くなっていると語る。
「今の時代、流行はあってないようなものだなと。海外では昔のシティ・ポップがすごく取り上げられていたり、国によっても反応する曲が違ったり、もちろん世代によっても違うし、より正解がないという感覚があるので、シンプルに今の自分が心地いいと感じるものを意識しています。今の自分がほしいもの、それが僕の中でキーワードになっています」
また、コロナ禍で音楽の力を改めて感じたという。