2023年8月11日 10:00
早見あかり、女優に向いていると再認識した“主役体質”「だからこそ、この仕事をしている」
でも、撮影を通して何度も聴いていると、少しずつ慣れてしまい、怖がる演技が少し薄くなってしまうので、特に意識をしました。
試写を観たときにも感じたことは、撮影をしていると、シーンに触れ合う時間が長いので“慣れ”が出てくると思います。もちろん作品は怖かったですが、自分が知っている部分は、撮影の裏側を思い出したりするので、本当のまっさらな気持ちで見られていないです。でも、皆さんが観るときは全く知らない状態で怖いだろうなと思うので、何も知らない方がどのような感想を持つのか興味があります。
――こういった作品の撮影では、怪奇現象が起きやすいという話を聞いたことがあります。撮影中に不思議な出来事はありましたか?
電話の発信ができなくなったことがありました。私が電話をかけるシーンで、普通に電話ができていたのに「ツー、ツー」という不通音しか聞こえなくなってしまって。受電する側の電話を持っていた方は何も触っていないし、電話自体も正常に動いていたのですが、私からはかからなくなってしまいました。
結局、原因は分からずじまいでした。
――そんなことがあると、より苦手意識が出てしまいますね……。
怖かったです。