2023年8月11日 10:00
早見あかり、女優に向いていると再認識した“主役体質”「だからこそ、この仕事をしている」
「清水さん=Jホラーの巨匠」という印象なので、素直に、ご一緒できることが楽しみでした。また、内容としてもGENERATIONSの皆さんがご本人の役で出演されて、その中に架空のマネージャーとして私がいるというのが、フェイクとリアルが重なるおもしろい題材だと感じました。ホラーが苦手だからやらないという考えはなかったのですが、オファーをいただいて、撮影が始まる前から試写が嫌で嫌で……(笑)。
――演じるのと観るのは別ということですね(笑)。台本を読んだときにも怖さは感じましたか?
怖いですが、それよりも“どうやって画で表現するのだろう”と思っていたところがあったので、ワクワク感の方が大きくて、自分がいないシーンも試写で答え合わせができて良かったです。台本の文字よりも映像で見た方が、清水さんの頭にあるものが、より具体的に表現されていたので、改めて怖いなと感じました。
○■Jホラーの巨匠・清水崇監督は「変わった方」
――これまでもいろんな監督とお仕事をされてきたと思いますが、清水監督の撮影現場で印象的だったことはありますか?
清水監督は、基本的に物腰の柔らかい優しい印象ですが、時々ブラックジョークが飛び出ることもあり……。