くらし情報『藤竜也、デビュー60周年でも多くを望まず「また旅に出よう」 現場では年齢関係なく誰でも敬語』

2023年8月18日 10:00

藤竜也、デビュー60周年でも多くを望まず「また旅に出よう」 現場では年齢関係なく誰でも敬語

藤竜也、デビュー60周年でも多くを望まず「また旅に出よう」 現場では年齢関係なく誰でも敬語

●いい距離感があるからこそ作品で強固な関係に
この8月27日に82歳を迎える名優・藤竜也。先ごろ主演映画『それいけ!ゲートボールさくら組』が公開されたばかりだが、早くも今年2作目となる主演映画『高野豆腐店の春』が公開になった。スクリーンデビューから60周年、来年にはトロント国際映画祭コンペティション部門選出の『大いなる不在』も控える藤に話を聞いた。

『高野豆腐店の春』は、広島・尾道を舞台に、豆腐店を営む職人かたぎの店主・高野辰雄(藤)と、一人娘の春(麻生久美子)の日常を軸に、彼らを取り巻く人々の人生や土地そのものを温かに見つめるヒューマンドラマ。監督・脚本は、藤とは『村の写真集』『しあわせのかおり』に続く3度目のタッグとなった三原光尋氏が務めた。

三原監督からのオファーに、「ぜひ撮ってください! 待ちますから」と“速達”で返事を送ったという藤は、「お礼にも賞味期限がありますから」と口にする。また20年の付き合いとなる三原監督とも「距離感は1作目と同じ」だと言い、どの現場でも「慣れ合いは嫌い」と言い切る。そんな藤が、エポックメイキングと口にする2つの作品とは。


○■三原光尋監督からのオファーに“速達”で返事をした理由

――三原監督とは『高野豆腐店の春』で3作目です。

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