くらし情報『ヤマハ、10年ぶりの産業用無人ヘリ最新モデル「FAZER」で攻めの農業に貢献』

2013年10月24日 10:30

ヤマハ、10年ぶりの産業用無人ヘリ最新モデル「FAZER」で攻めの農業に貢献

から機体重量を引いたものとなっている(エンジン出力によって変わるところもある)。

ヤマハが無人ヘリの開発を開始したのは30年ほどさかのぼる1983年のことで、農林水産省の外郭団体である農林水産航空協会から開発委託を受けて、研究用の試作機「RCASS」を開発したのが始まりだ。その4年後には実用化に至り、世界初の産業用無人ヘリ「R50」の発売を開始。その後は、1997年に姿勢制御システム(ジャイロセンサ)を搭載した新型「RMAX」を、2003年にはGPSによる速度制御機能を付加して操縦安定性を増した改良型「RMAX TypeIIG」を発売してきたのである(そのかにもいくつかRMAXシリーズはある)。四半世紀強にわたって産業用無人ヘリのトップメーカーとして走ってきたというわけだ(画像4~6)。

ちなみに法律的な位置づけで産業用無人ヘリがどういう扱いになっているのかというと、まず操縦免許に関しては、農林水産航空協会の指定の教習を受講し、同協会発行の「産業用無人ヘリコプター技能認定証」を得る必要がある。現在の登録オペレーター数は約1万1000人だそうだ。

そして航空法ではどう扱われているかというと、実は産業用無人ヘリに適用される法律はないという(ただし航空交通管制圏内は飛行不可)。

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