くらし情報『ヤマハ、10年ぶりの産業用無人ヘリ最新モデル「FAZER」で攻めの農業に貢献』

ヤマハ、10年ぶりの産業用無人ヘリ最新モデル「FAZER」で攻めの農業に貢献

日本の成長戦略の1つである「攻めの農業」に貢献することを目標としているとする。また、海外展開も同社では常々進めており、これまで以上の海外での農業利用、測量・観測業務などにも対応できる能力と利便性を兼ね備える形で開発された。

FAZERの性能は、従来モデルのRMAX TypeIIGと比較して、まず新型エンジンの出力が約25%アップしている点が目立つ。出力は15.4kWから19.1kW(26PS)となり、その結果として積載能力が16kgから24kgへと50%向上した。積載能力が増えることで、農薬散布業務において薬剤の補給などによる離発着回数を減らすことができ、作業効率の改善につながるのである。

実際に新潟県の5.1haの同一ほ場にて行われた比較試験では、従来機だと離陸回数3回、薬剤補給3回、燃料補給1回ということで総作業時間は57分と1時間近くかかった。それがFAZERだとその3項目ともすべて1回で済んでおり、総作業時間は43分。25%の時間短縮に成功したという。
また、1日当たりの散布面積で見ると、3時間の散布時間で従来機は19haまでだったが、FAZERは21haとなり、11%拡大している。

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