2017年12月22日 11:30
手ブレ補正付きで今熱い"防振双眼鏡"、キヤノンが自信を持つ新製品のポイントは?
でも、今まで使われてなかったお客様の使い方も把握しながら、考えていきたいと思います。
●実際に製品を試してみると…それは禁断の果実
○実際に試してみると?
「使ってみるのが一番」という防振双眼鏡、実機を借りてみることに。といっても、なかなかコンサートなどに行く機会がないので、弊社の全社イベント(8,000人規模)で使用してみた。今回お借りしたのは、市場で一番人気の「10×30 IS II」、12倍と遠見に便利な「12×36 IS III」、そして今回新発売された「10×32 IS」だ。
まずどの双眼鏡でも「視界が明るい」「くっきり見える」というのは共通している。これだけで普段使っている手のひらサイズのオペラグラスとは全然見え方が違うが、やはり一定時間覗いていると目が疲れてくることは確か。レンズに映っているのがスーツ姿の部長などで、モチベーションが上がらないために、余計にそうなるのかもしれない。
そこで満を持してISボタンを押してみるが、即座に違いがわかるというものではない。
心なしか、さっきよりもさらにくっきり見える気がする…? と思いながら、一定時間以上覗いていると、ストレスの度合いが違うことに気づく。