2018年1月17日 10:27
アイルランド、クランベリーズのドロレス・オリオーダンが死去
その後5枚のアルバムを発表、昨年に7作目となる『サムシング・エルス』をリリースしたものの、ドロレスの健康上の理由でツアーをキャンセルしていた。
同バンドの他にD.A.R.K.でもフロントを務めていたドロシーだが、2014年には20年付き添ったデュラン・デュランの元ツアーマネージャーで夫のドン・バートンと別れていた。ドンとの間には3人の子供もいる。
また、ドロレスは生前ヨハネ・パウロ2世や現ローマ教皇に謁見、ヴァチカンでパフォーマンスを行うなど、カトリック教徒として育ち、その信仰を生涯持ち続けていたことでも知られていた。
僕がクランベリーズを初めて聞いたのは、「ノー・ニード・トゥ・アーギュ」だった。アコースティックなサウンドや曲調は少し前のドリーム・アカデミーを彷彿とさせたが、ドロレスのヴォーカルの個性が際立っていた。形容しがたい居心地の良さがスピーカーの前に現れた。
また、カーペンターズの(They Long To Be) Close To Youをカバーしたトリビュートに参加して、その世界観を聞かせてくれた。
アイルランド、最高のヴォーカリストのご冥福をお祈りします。
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