くらし情報『物価高、新たな取り組み…“チケット高騰問題”最前線に立つミュージカルプロデューサーの実感は』

2024年3月14日 11:00

物価高、新たな取り組み…“チケット高騰問題”最前線に立つミュージカルプロデューサーの実感は

観光客需要のあるブロードウェイやウェストエンドと比較すると、日本の観劇人口は少なく、公演期間も短く設定せざるを得ない場合が多いです。「質の高い公演をお届けする」と「多くのお客様に足を運んでいただく」を両立させたいという思いから、チケットの価格設定には常に悩んでいます。需要に即してチケット価格を決めるダイナミックプライシング導入に関しても、過去のデータ蓄積が必須となるなど、越えなければならないハードルがまだ沢山あります。どうすれば興行として成立させられるかを日々試行錯誤しています。

海外作品のレプリカ公演は、海外スタッフの来日があったり、舞台セットや衣裳を輸入したりする場合も多く、制作予算はどうしても膨らむ傾向にあります。 それでも息の長い公演になることを見据えつつ、チケット価格を決定していくことになります。
○ダイナミックプライシングの形を模索

――『カム フロム アウェイ』では、前方席確定、特典付き、流通可能な「ファーストクラスチケット」も展開されてますね。

「ファーストクラスチケット」は初めて取り入れました。
初のNFTチケットという形になります。ある意味、今回ご一緒させていただいた「TicketMe(チケミー)」

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