松田凌&内藤大希、俳優として感じる舞台『刀剣乱舞』の「求心力」「大きいうねり」
俳優として!
――すごく熱い言葉ですね!
松田:僕、本当にしゃべり出すと止まらないので……。
内藤:いいですよ! 僕は、正直怖い部分も多いんです。ゲームの世界を、生身の人間が演じる時に、感情や動きをどんな仕草にするんだろう? と。たとえば「どんなふうに加州清光と対峙するんだろう?」と思いますし、「どういうふうにいるんだろう」「どういうふうに相手を見ているんだろう」とか、そういうものを膨らませて、なおかつ末満さんを通してお客様に納得してもらう作品を作らなければならない。今までやったことがないなと、試されている気持ちでもいます。どういうふうに自分がアプローチして、末満さんを納得させられるのか、試していきたいなと。
――内藤さんも松田さんも舞台上の感情の熱があるイメージがあるので、一緒に立ったらすごいことになるんじゃないかという期待があります。
松田:本当にそうなんです!
内藤:交わりたい! できることなら感情をぶつけあいたい! まだ台本がないので、希望です(笑) (※取材は4月下旬)
松田:『天伝』(天伝 蒼空の兵 - 大坂冬の陣 -)に出演させていただいた時の話なんですが、僕が加州清光として徳川家康と対峙するシーンって、最初はあそこまで深くなかったんですよ。