事例検証 : スマートデバイスが普及する今、ネットワーク認証の重要性を考える
汎用サーバでNetAttest EPSと同等の機能を実現することもできる。ただし、汎用サーバで同等のことを実現しようとすると、高いスキルが要求され、しかも非常に手間がかかる。ハードウェアを用意し、OSのインストール、プライベートCAの構築、RADIUSのインストールや各種設定およびユーザの設定といった作業が必要となり、到底15分程度でできることではないだろう。
次ページでは、NetAttest EPSの初期設定を実際に行ってみた。
●初期設定ウィザードで、短時間で「NetAttest EPS」のセットアップが可能
○NetAttest EPSの初期設定の概要
前ページで紹介したように、「NetAttest EPS」は導入時の初期設定が簡単に行える。はじめて製品をさわるときに、実際に初期設定にどのぐらいの時間がかかるかを確認するために、同社技術者の立ち会いのもと、次回以降に紹介する検証環境と同等の初期設定を行なってみた。初期設定は、Webブラウザ経由で行う。NetAttest EPSのLAN2ポートとPCを接続する。
NetAttest EPSのLAN2ポートには、デフォルトで「192.168.2.1/24」