事例検証 : スマートデバイスが普及する今、ネットワーク認証の重要性を考える
のIPアドレスが設定されている。PC側のIPアドレスを同じサブネットのIPアドレスに設定して、Webブラウザで「http://192.168.2.1:2181/」にアクセスすれば、管理画面に入ることができる。
初期設定ウィザードには、「システム初期設定」と「サービス初期設定」がある。システム初期設定では、ホスト名や認証サービスを提供するLAN1ポートのIPアドレス、NTPサーバなどの設定を行う。サービス初期設定は、プライベートCAやRADIUSサーバの設定を行う。
ウィザードの指示にしたがって必要な項目を入力していくだけで、システム初期設定とサービス初期設定は完了した。初期設定ウィザードが完了すると、いったん再起動が行われ、再起動後にシステム管理ページへ移ることができる。システム管理ページでは、主にユーザとNASクライアントの登録を行う。
ユーザの登録は、メニューの「ユーザ一覧」から「追加」を選び、ユーザ名、ユーザID / パスワードを入力すればよい。
NASクライアントとは、認証要求を中継するVPNゲートウェイやアクセスポイント、レイヤ2スイッチなどの機器のことだ。「RADIUSサーバ」