“女優”藤吉夏鈴の魅力を、初主演作監督が語る「今後ほかの作品でも…」
なので、今回は藤吉さんの素も出しつつ、コメディ的な芝居もするという、高度な要求をしました。この要求は演技経験があまりない藤吉さんにとって、負担が大きく、すごく大変だったと思うんですが、食らいついてくれて、やってくれましたね。かなり本気でやってくれて、“作品を面白いものにしたい“という、その情熱がこちらにも伝わってきました!
――撮影時の思い出や印象に残るエピソードは?
撮影期間が忙しくてあまりじっくり話せてないのですが……藤吉さんと仮ナレーションを取っていた日が雷がすごく鳴っている日で、その雷の音を聞きながら、藤吉さんと仮のナレーションを取っていた日が印象的でした(笑)。あと、藤吉さんは「普段私は何も言われないんです。言われるとできないんです。レコーディングも特に言われない、ミュージックビデオも好きにやっていいと言われるんです」と言っていたのが印象的で、その方が周りも藤吉さんの魅力を引き出せると、分かってやっているのんだなと思いました。
■高石あかり(杉原かさね役 ※高ははしごだか)について
――杉原かさね役が高石あかりだと最初に伺った時の感想は?
これまでの高石さんの作品を見ていても、エネルギッシュな、情熱的な感じの印象があったので、かさね役にぴったりだなと思いました。