馬場園梓、アジアン解散で芸人引退検討もピン芸人として再出発「目標が達成できてなかったので」 賞レースへの思いも
もっとよくできるんじゃないかと、終わりがないんです。
○「コンビの活動があっての今」 1人になってありがたみを改めて実感
――コンビとピンでは全然違うということですが、約20年間のコンビ活動はご自身にとってどんな経験になったと考えていますか?
やはり2人でやってきたことで得られた土台が今の私を支えていますし、人前に出ることができたのも、皆さんに覚えてもらえたのも、コンビの活動があっての今なので、私にとってとても大切な経験になっています。ネタのことでも信頼して頼ってきて、1人になるとそのありがたみを改めて感じ、感謝の気持ちもすごく大きいです。今は1人になって難しいことだらけですが、その試練が逆に刺激になって、一からという気持ちで取り組めています。
――ピンになると重圧もより大きく感じるものでしょうか。
ウケるもスベるも1人で、ほかの仕事も全責任が自分になってくるので、重圧はめちゃくちゃあります。ロケの待ち合わせでも、相方がいると安心しますが、時間になってもスタッフさんと会えないと「ここで場所合っているのかな?」と不安になります。
――精神的にたくましくなりますね。
厚かましさとたくましさがさらに増していると思います(笑)。