馬場園梓、アジアン解散で芸人引退検討もピン芸人として再出発「目標が達成できてなかったので」 賞レースへの思いも
――『R-1グランプリ2024』にも、10年以下の芸歴制限が撤廃され出場されましたが、いかがでしたか?
楽しかったですけど、やっぱり難しかったですね。また時間の壁にぶつかりました。
○賞レースにストレスも成長につながる大事な場「より極めていける」
――コンビ時代には『M-1グランプリ』にも挑戦され、2005年に女性コンビとして初めて決勝に進出されましたが、賞レースは馬場園さんにとってどういうものになっていますか?
『M-1』のときにストレスで髪の毛が大量に抜けてしまうことがあって、それぐらい追い込まれるものなんですよね。周りに面白い人たちがいすぎて、それを超えるためには自分の限界を超えないといけないという意識のせいで、ストレスがすごくて。ずっとそのことばかり考えて、普通に街を歩いていても、もっといいネタできないかなと。のんきな人を見るとイライラするぐらい心が荒れてしまって。自分を追い込み、もっといいものを作ることに挑戦できるのはすごくありがたい環境ですが、女性としてはやさぐれます(笑)
――苦しさはあっても、挑戦したいという思いのほうが強いから、再び出場しようという思いに?
そうですね。