くらし情報『山田孝之は、撮影セットでも絶対にドアを使う…横浜流星も憧れでしゃべれなくなる存在感』

山田孝之は、撮影セットでも絶対にドアを使う…横浜流星も憧れでしゃべれなくなる存在感

鏑木(横浜)と対峙した又貫(山田)は感情があふれたようで、セリフを言い始めるまでに約20秒の間が入る部分も。監督のアドバイスが入り、少し間は縮まったものの、山田の芝居に応えていく横浜も、情感たっぷりのシーンとなっていた。

撮影を終えた藤井道人はこのやりとりについて「『長い!』とは思いました(笑)。引きのテイク2の時は『もっと短くしてほしい』とお願いしましたね。『リアルな間はそれだと思うんだけど、ワンシーンワンカットで成立する芝居を見たいんです』と言ったら、『わかってる。こっちの整理をもっと早くしなきゃいけないってことだよね』と。スタートがかかる前に、又貫が準備してきた感情を作ってもらえたら、そこはシャープにできると思うんで、と。流星には『きゅっと』と言いました」と振り返る。


また、山田がシーンのたびにわざわざ時に遠回りしてセットのドアから出入りしていたのも印象的。あくまでも組み立てられた“セット”なので、どこから立ち位置についてもいいのだが、必ずドアを使う山田について、藤井監督は「山田さんは絶対にやります」ときっぱり。「たとえば病院のシーンでは、映像のテンポ上すぐセリフを言わなければならない時があるんですけど、そういう時も、事前に入ってきて自己紹介をしてというのを何回も繰り返して、自分が気持ち悪くないテンションを作っています。

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