東京都・神保町にある猫雑誌の編集部を取材-どんな仕事をしているの?
京都や瀬戸内など、全国の猫スポットを渡り歩いているのですが、そう簡単には猫は見つかりません(笑)。警戒心の強い生き物ですから。じっと待ち続け、やっと猫を見つけたときは感激です。その上その猫がかわいいポーズをとってくれたら最高ですね。
それと、猫のお世話をしている人の優しさが猫から見えてくるのもうれしいですね。毛づやがよかったり、健康的な体つきをしていたり。
――逆に、大変だったことはありますか?
猫が見つからないとやはり大変です(笑)。その土地に住んでいらっしゃる方に、よく猫が出没する場所を教えていただいたりして乗り切っています。
――猫ちゃんのお写真がとてもかわいらしいですが、かわいく猫を撮るコツがあったら教えてください。
動物カメラマンの岩合光昭先生もおっしゃっていましたが、猫とコミュニケーションをとることが大切かなと思います。とにかく話しかけること。挨拶をしたり、猫のことをほめたり…。
また、写真の背景にももちろんこだわっております。場所が京都であれば、神社に猫がいることが伝わるような背景にしております。
――猫に関する旅行レポートなどの企画が満載ですが、どのようにして情報を集めるのでしょうか?
弊社のライターやカメラマンが、インターネット上の口コミや猫ブログなどを回遊して情報を集めております。