レディー・ガガの女優としての凄み 『ジョーカー2』トッド・フィリップス監督が語る
100人のチームや警備とか、もろもろのことです」と説明。
その上で、「僕が驚いたのは、彼女が女優としてそこにいるとき、彼女が実際どれほど複雑ではないか、ということでした。彼女はマディソン・スクエア・ガーデンのステージに立ち、3万人の観客を前に歌うためにそこにいるわけではありません。女優として登場するときの彼女は、複雑ではないんです」と、現場での女優としてのガガについて語った。
ガガの初主演映画『アリー/スター誕生』のプロデューサーを務めていたフィリップス監督。「ブラッドリー(・クーパー)が彼女と一緒に仕事をするのを見ることができ、彼女がどれほど素晴らしいかを知りました」と当時を振り返る。
ガガの凄みを知っていたものの、本作に関して不安もあったという。
「これはまったく違う映画です。
ホアキンはブラッドリーとはまったく違う俳優です。彼女が、役柄として、またホアキンの周囲で、弱さを出せるかどうか少し心配でした。彼はある意味、もっとタフですから(笑)。また、彼女は今まで一緒に仕事をしてきたどの俳優よりも伝説的です。僕は、大物俳優と仕事をしたことがあります。でも、世界的スーパースターと仕事をする時、それは違うことなんです。