池松壮亮、21年ぶりに再会した大物俳優とは「久々に子どもに戻った気分でした」
としては、渡辺謙の名前を挙げ、「映画デビューが12歳の頃なんですけど、『ラスト サムライ』で共演した渡辺謙さんにいろいろ教えていただいて、すごく面倒をみてもらって。そこから再会できていなかったんですけど、この間、再会できました」と回想。「『大きくなったね』『頑張ってるね』と言っていただいて。21年ぶりになるのかな? 相変わらず素敵で自然体で、久々に子どもに戻った気分でした。『本心も観る』とも言ってくれていました」としみじみと語っていた。
○『本心』ストーリー
工場で働く青年・朔也(池松壮亮)は、同居する母(田中裕子)から仕事中に電話が入り「帰ったら大切な話をしたい」と告げられる。帰宅を急ぐ朔也は、途中に豪雨で氾濫する川べりに母が立っているのを目撃。助けようと飛び込むも重傷を負い、1年もの間昏睡状態に陥ってしまう――。
目が覚めたとき母は亡くなっていて、生前“自由死”を選択していたと聞かされる。また、ロボット化の波で勤務先は閉鎖。朔也は、唯一の家族を失くし、激変した世界に戸惑いながらも幼なじみの岸谷(水上恒司)の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始める。カメラが搭載されたゴーグルを装着し、リアル(現実)