横浜流星、逃亡犯役を演じた映画『正体』は「1つの集大成となった作品に」
脱獄します。正しいとは思えない行動ですが、どんな状況においても彼の真意や目的を見失わないことを1番大事にしましたし、それをずっと維持することはとても苦しくて苦労しましたね」とキャラクターづくりについて語った。
続けて「5つの顔と言っても別人格ではないので、しっかりと彼の心の部分、鏑木としていることを意識していました。皆さんと相談してリアルを追求し、やりすぎるとコスプレになってしまうので、しっかりと街の中にいても紛れるようにというのを意識しました」と役作りでこだわった点を明かした。
横浜が演じる鏑木の無実を信じる沙耶香役の吉岡は「自分の人生を生きられていることがどれだけ尊くて、どれだけうれしいことというか、生きている喜びみたいなものを最後に感じていただける作品だと思います」と作品の感想を。また、撮影時の印象的なエピソードについて「夏編のクランクアップの日に忘れられないことがあって。山田孝之さんが気づかないぐらいの変装をして現場に来てくださったんです。それってうれしいんですよね。
印象的でした」と出番がなかったシーンにも関わらず山田が来てくれたことに感謝。これに山田は「外での撮影でエキストラの方がすごいたくさん必要っていう時に『じゃあ僕行きます!』と。