オープンソース監視ソリューション「Zabbix 2.2」リリース! 国内初のカンファレンス開催
そのカンファレンスが今回東京でも開催されることになったのは、2012年に日本支社が設立されたから、というだけでなく、日本国内からの強い要望があったからだ。
○高まるZabbix人気と、その秘密
その要望の強さは、250名以上という参加登録者数からも伺える。オープニングスピーチに立ったZabbix SIA代表Alexei Vladishev氏が、「実は今年リガで行ったカンファレンスよりも参加者が多く、大規模なものになった」と言うように、日本企業が「Zabbix」に寄せる期待は大きい。
同日講演を行ったZabbix Japan代表の寺島 広大氏によれば、2011年頃から、オープンソース監視ソフトの中でも「Zabbix」への注目度は高まっており、商用ソフトの人気にも匹敵する勢いを見せているという。
「商用製品と比べられるだけの機能とクオリティを持ち始めてきた、ということだと思っています」(寺島氏)
Zabbix Japanが22社ものオフィシャルパートナーを持つに至ったのは、「Zabbix」がフルオープンソースであり、試してみたいことに無料でチャレンジできること、そしてオフィシャルサポートがあることが大きな要因だろうと寺島氏は言う。