くらし情報『元ヤクルト監督・真中満、解説の心得は「仕事をしに行かない」』

元ヤクルト監督・真中満、解説の心得は「仕事をしに行かない」

僕も現役のときを振り返って、じゃあコーチからなにを教わったかと考えると、「なに言われたかな?」というレベルですよ、正直。ということは、そんなに聞いてないんですよ(笑)。やっぱり、自分で考えて打破したことが一番実になっています。

――優勝と最下位の両方を経験した、監督時代の3年間を振り返ってみていかがですか。

人間はいろんな経験をしていた方が強いのかなと思うので、ファンの皆様にはこれだけ負けてしまって申し訳ないという気持ちはありますが、僕自身は本当に良い人生経験をさせてもらったなと。今後、なにをやるかは分からないけど、肥やしになればいいですね。

●「ガッツポーズ事件」の真相

――そして、真中さんの監督時代といえば、ドラフト会議での「ガッツポーズ事件」が印象的です。

あの日はすごい運勢が良くて、いろんなものを調べても12球団で最強の運勢だったんですよ。
当日は参拝もして、万全の状態でドラフトに臨みました。下馬評では高山(俊)選手の一本釣りで、指名する他チームはないという情報が入ってきていて、「そりゃそうだろうな。運勢こんなに良いし」と。でも、阪神が手を挙げて、金本(知憲)監督とくじを引くことになったんです。

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